韓国映画初コロンビア・ボゴタで繰り広げられる韓国人の波乱万丈な生存記を盛り込んだ『ボゴタ:最後の機会の地』(原題)から、最も低いところで最も高いところを夢見る青年グクヒ役を演じたソン・ジュンギのスチールカットを公開した。
『ボゴタ:最後の機会の地」はIMF直後、新たな希望を抱いて地球の反対側のコロンビア・ボゴタに向かったグクヒ(演者ソン・ジュンギ)がボゴタの韓国人社会の実力者スヨン(演者イ・ヒジュン)、パク・ビョンジャン(演者クォン・ヘヒョ)と絡まることで起こる物語を描く。
これまで、絶え間ない挑戦で自分だけの演技の幅を無限に広げてきたソン・ジュンギが今作で、最も低いところで最も高いところを夢見る青年グクヒに変身する。
グクヒはIMF以降、家族と逃げるようにボゴタに移り、韓国人社会の権力者であり密輸市場の大手であるパク兵長の下で働くことになる。グクヒは韓国に再び戻るため強い生存力を示し、これによってボゴタ韓国人社会で次第に定着していく。
公開されたスチールカットには、最後の希望を抱いてボゴタに到着したが、強盗に全財産を奪われ、虚しい姿で座っている少年グクヒの姿が注目を集めている。
ボゴタで一番高い6区域まで上がるための過程、その過程で深い苦悩を経験する姿までソン・ジュンギの多彩な面々が盛り込まれ、彼が見せてくれる複合的な魅力をさらに気になる。
ソン・ジュンギは「20代から30代まで、ある人物の長いストーリーを演じたのは初めてだった。引き受けたキャラクターの中で一番感情変化が大きい人物だ。そこがとても面白かった」とキャラクターに対する愛情を表わした。
キム・ソンジェ監督は「ソン・ジュンギが唯一だった。彼は良い声だけでなく、少年から青年まで対比を見せることができる顔があると私は考える。私が想像したグクヒからスタートしたが、ソン・ジュンギが繰り広げるグクヒを見るように作業した」と、ソン・ジュンギと会ってさらに豊かになったグクヒというキャラクターに対する期待を高めた。
ソン・ジュンギが主演を務める映画『ボゴタ:最後の機会の地』は12月31日韓国で公開予定。
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