テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『善徳女王』では、10月25日の第39話でトンマン王女(イ・ヨウォン) とミシル(コ・ヒョンジョン)の対決シーンが何度も展開されていた。
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先に挑発したのがトンマン王女だった。彼女はミシルに対して、「新羅(シルラ)が発展しなかったのはなぜなのか」と何度も苦言を呈した。いかにも国を統治していたミシルに責任があるかのような口ぶりだった。その上でトンマン王女は、自分の力で新羅を発展させるという意欲をみなぎらせた。
そんな最中に暴動が起きた。凶作だったのに、貴族たちが従来通りの税金を取ろうとしたからだった。このままでは餓死せざるをえない農民たちが、苦しまぎれに決起したのである。
こうした緊急事態に対して、トンマン王女は打開策を発表した。それは、「荒地を開墾すれば農民たちの土地になる」という提案である。さらに、トンマン王女は農業用の強力な鉄器も用意することを申し出た。
このようにして農民たちのやる気を引き出して、荒地をどんどん開墾して農地を増やすというのが、トンマン王女の戦略であった。ミシルがずっと行ってきた恐怖政治を改めようという意図もあった。
しかし、優遇したはずの農民たちが逃亡してしまった。結局、農民たちはトンマン王女の言うことが信じられなかったのだ。
トンマン王女は大変なショックを受けた。しかし、落ち込んでいるわけにはいかない。何よりも、首謀者を処罰しなければならないのだ。一度は彼らを見逃したトンマン王女であったが、再び同じことがあったので、さすがのトンマン王女も許すことができなかった。
覚悟を決めたトンマン王女は自ら剣を持って首謀者の2人を切り捨てた。それは、まさに恐怖におののくようなシーンだった。
今後、政治改革に挑もうとするトンマン王女の最大の敵になるのがミシルである。こうしてトンマン王女とミシルの全面対決が始まった。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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