8月23日からNetflixで独占配信されているオリジナルシリーズの新作『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』。
すでに視聴した韓国マスコミや視聴者たちの間でも評価が高い中、「決して見逃してはならない観賞ポイント・ベスト3を公開した。
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真夏に訪れた怪しい客人によって、平穏な日常が崩れて手の施しようのない事件に巻き込まれることになる人々を描いたサスペンス・スリラーである『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』。
最初の観賞ポイントは、一瞬も目を離せないジャンル的な面白さだ。シンドローム級の人気を集めた『夫婦の世界』のモ・ワンイル監督が披露する初のサスペンス・スリラーで、ストーリーには緊張感があり、人物の心理を逃さないモ監督の神髄が発揮された新作だ。
脚本は、JTBC XSLL新人作家脚本公募展で優秀賞になっており、新鮮な構成と息詰まる緊張感の中で繰り広げられるストーリー展開も秀逸だ。
2番目の観賞ポイントは、シナジーを発揮する俳優たちの熱演だ。
キム・ユンソクは一瞬の選択で平穏だった日常を脅かされることになるペンションの主人ヨンハに扮し、ユン・ゲサンは相手に施した善意が思いがけない不幸になって人生が崩れるサンジュン役を引き受け、それぞれ吸引力のあるキャラクターを完成させた。
コ・ミンシはヨンハに訪ねてきた招かざる客ソンア役を引き受け、これまでにない強烈なキャラクターを披露し、イ・ジョンウンは刑事ボミンに扮して「鬼」というニックネームにふさわしく本能的に犯人を追いながら全体の緊張感を高めていく。
ここにキム・ソンリョン、ノ・ユンソ、リュ・ヒョンギョン、パク・ジファン、パク・チャンヨル、チャン・スンジョ、ハ・ユンギョンも、それぞれ置かれた状況を実感できるような演技を見せ、物語に豊かさを加えている。
3つ目の観賞ポイントは、完成度の高いプロダクションだ。
『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』は悲劇的な事件とは対比される美しい空間を通じて、物語への没入度を高めている。
モ・ワンイル監督は、作品中の話を他人事ではなく「私の話」として感じてほしいと考え、典型的なスリラーじみた場所は避けてむしろ人生への愛情がにじみ出る空間をコンセプトとして定めた。
また、通常のスリラージャンルでは聞けない質感の音楽も<誰もいない森の中で>の独特な雰囲気を強調し、サスペンス・スリラーに力を加える。
特に毎回繰り返される「誰もいない森の中で大きな木が倒れた。どすんと音がしただろうか、しなかっただろうか」という独白ナレーションは、回を重なるほどその意味をじっくりと感じられ、視聴者に残像を残す。
『夫婦の世界』のモ・ワンイル監督の新作であり、キム・ユンソク、ユン・ゲサン、コ・ミンシ、イ・ジョンウンらが目を離せない熱演で今夏を担うサスペンス・スリラー『誰もいない森の奥で木は音もなく倒れる』は日本でもNetflixで独占配信中だ。
(記事提供=OSEN)
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