Netflixで配信されている『ヒエラルキー』の舞台は、上位0.01%の生徒が校内のすべてを支配する高校だ。そこに秘密を抱いた転校生が現れたことで、堅固だったはずの彼らの世界に亀裂が生じ始めストーリーが展開されていくドラマである。
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ドラマのタイトルになっている「ヒエラルキー」とは、「階層」や「階級」を意味する言葉である。一般的には、上にいくほど地位が高くて人が少なく、下にいくほど地位が低くて人が多いという、ピラミッド型の階級組織構造を指している。
本作には、チュシン高校のクイーンでチェユルグループの長女チョン・ジェイをノ・ジョンウィが演じている。そして、チュシン高校の転校生であるカン・ハに扮しているのはイ・チェミンだ。
共演者も見てみよう。
チュシン高校のナンバーワンであるキム・リアンを演じているキム・ジェウォン、チュシン高校の生徒でインターナショナル・ユンの末娘ユン・ヘラに扮するチ・ヘウォン、チュシン高校の生徒のイ・ウジンを演じているイ・ウォンジョンがいる。
3人とも印象に残る魅力的な演技を披露している。
一番大事な第1話の物語の中で、重要な部分をクローズアップして紹介しよう。
チュシン高校の体育館には、始業式のために全校生徒が集まっていた。奨学生であるカン・ハが代表として挨拶をしようとしてとき、キム・リアンが体育館に入ってくる。その瞬間、他の生徒たちは緊迫した様子を見せるが、何も知らないカン・ハは挨拶を続ける。
彼は、始業式が終わると授業のために教室に移動しようと席を立つが、すぐに引き戻されてしまう。他の生徒たちはリアンが席を立つまでその場を動こうとはしなかった。その様子にハは戸惑ってしまう。
ある日、3カ月ぶりに帰国したチョン・ジェイは、仲間たちをサーキット場に集める。すると、彼女は彼氏であるリアンに賭けをしようと言う。詳細のわからないまま車に乗ってレースを開始する。勝負に勝ったジェイは、リアンに「別れよう」と告げるが……。
第1話から面白いストーリーに彩られている『ヒエラルキー』。果たして、カン・ハがチュシン高校に転校してきた理由は何なのか。これからどんな展開になるのかが楽しみだ。
文=大地 康
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