6月6日からNetflixで配信がスタートした『御史とジョイ』。朝鮮王朝を舞台に、暗行御史(アメンオサ)になった美食家と幸せを探す女性のドタバタ捜査時代劇だ。
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主演を務めるのは、暗行御史となった美食家ラ・イオンを演じる「2PM」のテギョンだ。そして、ケファ村の棄別婦人(離婚した女性)キム・ジョイに扮するキム・ヘユンである。2人ともとても素晴らしい演技を披露している。
共演者の顔ぶれも見てみよう。
ラ・イオンの従者であるユクチルを演じるミン・ジヌン、同じくラ・イオンの従者であるクパルに扮するパク・ガンソプがいる。2人とも、ラ・イオンを演じるテギョンと息ピッタリの演技を見せてくれた。
それでは、ドラマ第1話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。
弘文館(モンムングァン)の新人であるラ・イオンが洗濯をしていると、従者であるユクチルとクパルがやってくる。2人に登庁の時間だと言われて慌てて向かったイオンは、遅刻寸前だったがなんとか門を無事に通り抜けた。
イオンは、科挙に首席合格するほど優秀な人物なのだが、仕事は二の次で常に美味しい食べ物のことばかり考えている美食家なのである。
その日も仲間たちと昼ごはんを食べていたイオンは、両班たちが「暗行御史になったら人生の終わりだ」と話しているのを耳にするが、自分には関係ないと思っていた。
ある日、都承旨(トスンジ)から暗行御史になるように言われたイオンは、クパルとユクチルを連れて美食探訪のつもりで忠清左道(現在の忠清北道〔チュンチョンブクド〕)へ向かう。そこでキム・ジョイという女性と出会うのだが……。
ドラマに登場する暗行御史とは、日常的に庶民に扮して綿密な聞き込みを行ない、地方の官僚たちの不正を暴き、取り締まる人たちのことである。
そんな暗行御史となったイオンを演じるテギョンが、これからどんな活躍を見せてくれるのかに大いに注目したい。
文=大地 康
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