どんな相手俳優や作品でも、自分の役割を全うしながら“風味を生かす”女優キム・ヘユン。だからこそネット上ではどんな料理にも合う「オイスターソース」と呼ばれている。
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初めて注目を浴びたのは『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』だが、実はジャンルや出番の長短を問わない多作ぶりで、オイスターソースのようにをドラマ業界に染み込んできた。
キム・ヘユンはドラマ『大風水』のエキストラから演技を始め、2013の『少女サムセン』で正式デビュー。『青い海の伝説』『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』『今日、妻やめます~偽りの家族~』などで下積み時代を過ごし、『SKYキャッスル』で一躍注目を浴びた。
そして『偶然見つけたハル』でドラマ初主演を果たした後、『青春の記録』『恋はオン♡エアー中!~Live on~』『女神降臨』に特別出演、『御史とジョイ』『スノードロップ』に主演した。
約12年間、休まずに活動をしてきた彼女は、どんな役でも見事に自分の役割を果たすのはもちろん、主演作では共演する相手俳優を引き立たせる才能を発揮。『偶然見つけたハル』のロウンとイ・ジェウク、『御史とジョイ』のオク・テギョン、『ソンジェ背負って走れ』のビョン・ウソクがその恩恵を受けた。
相手俳優を引き立たせるという点でコン・ヒョジンやソ・ヒョンジンに継ぐ「ケミ女神」として浮上し、ついには「オイスターソース」というあだ名も付けられた。
その“オイスターソースぶり”は、受賞歴からも確認できる。
『SKYキャッスル』では「第55回百想芸術大賞」のテレビ部門女子新人賞、『偶然見つけたハル』では「MBC 演技大賞」女子新人賞、映画初主演作『ブルドーザー少女』では「第43回青龍映画賞」と「第58回大鐘賞」などで新人賞を総なめした。
共演する俳優たちを引き立たせながら、自分も輝くことを忘れないキム・ヘユンを好きにならない理由があるだろうか。作品選びから演技力、相手俳優とのケミストリー、すべてに非の打ち所がない彼女は、今最も旬の女優と言っても過言ではない。
(記事提供=OSEN)
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