俳優キム・スヒョンが3年ぶりの復帰作『涙の女王』で再び代表作を更新した。
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キム・スヒョンにとって『涙の女王』は、『ある日~真実のベール』(Coupang Play)以来3年ぶりの復帰作で、『サイコだけど大丈夫』(tvN)以来4年ぶりのテレビドラマだ。
『涙の女王』の制作発表会当時、キム・スヒョンは「軍隊でも行ってきたみたいだけど、わざと空白期を過ごしたわけではない。その間、良い作品を頑張って探して、『涙の女王』に出会った」と明かした。
“ラブコメキング”として愛されてきた彼は、「今回も自信はあるか」という質問に「はい、最善を尽くした」と自信を見せていた。
大きな期待と関心のなか、ベールを脱いだ『涙の女王』は“大当たり”だった。劇中、クイーンズグループの婿ペク・ヒョヌに扮したキム・スヒョンは、妻のホン・ヘイン役のキム・ジウォンと感情を揺さぶるロマンスを描き、視聴者を魅了している。
多くの作品を通じて認められたキム・スヒョンの繊細な演技力が、ペク・ヒョヌのナラティブと相まって“沼落ち”させているのだ。特に第11話で披露した、「ヒョヌの顔をしたユン・ウンソン(演者パク・ソンフン)」の演技に対しては「パク・ソンフンを飲み込んだ」「顔を差し替えた」と絶賛の声が寄せられたほどだった。
そのような活躍に後押しされ、劇中でヒョヌとヘインの感情が深まるたびに、視聴率も伸びている。『涙の女王』によってキム・スヒョンは10年間キープしていた自己ヒットTOP3を更新した。『太陽を抱く月』(42.2%)、『星から来たあなた』(28.1%)に続き、『涙の女王』がキム・スヒョンの主演ドラマのうち3番目にヒットした作品となったのだ。
『涙の女王』は現在、tvNの歴代ドラマ1位で脚本家パク・ジウンの前作でもある『愛の不時着』の記録まであと1%を残している。残り4話となったいま、『愛の不時着』の記録を軽く超えると期待されている状況だ。
クライマックスに近づくほど、ますます底力を発揮している『涙の女王』。キム・スヒョンの活躍とともに新記録を打ち立て、有終の美を飾ることが期待されている。
(記事提供=OSEN)
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