ヒット中のドラマ『涙の女王』(Netflixで配信)で世間知らずな財閥3世ホン・スチョル役を務めるクァク・ドンヨンが、コミカルで見栄っ張りな姿からロマンスまで自由自在に披露し、物語に華を添えている。
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(※以下、第8話までのネタバレあり)
彼が演じるスチョルは典型的な“軽い人”だが、妻のダヘ(演者イ・ジュビン)と息子への気持ちだけは誰よりも純粋で本気なキャラクターだ。それまでは天然味あふれる姿でコミカルなパートを担当してきたが、第8話では切々とした感情を爆発させ、視聴者にキャラクターの成長を応援させた。
スチョルは祖父のマンデ会長(演者キム・ガプス)の80歳のお祝いで後継者としての力量を証明するべくミッキーマウスに対抗するキャラクターを紹介した。会場はどよめいたが、スチョルは気づかずに真面目な雰囲気をキープし、笑いを誘った。
ところが、ダヘが置き手紙を残して家を出たことを知ったスチョルは、ダヘを探し回りながら子供のように泣きじゃくる。しかも、自分のせいでグループが丸ごと奪われそうな危機に遭い、祖父まで倒れたことを知った彼は放心状態になった。
妻を探して自転車に漕ぎながら転ぶのを繰り返し、やがて泣き出すシーンではクァク・ドンヨンの演技力が光った。そのシーンでは世間知らずの財閥3世とはまったく違う温度を披露し、演技の幅広さを見せた。また、ネット上では靴を片方だけ履いて病院に駆けつける彼の細かさも話題になった。
先行公開された第9話の映像では、ヒョヌ(演者キム・スヒョン)の地元に避難しても“スイス産のミネラルウォーター”を求めるスチョルが、姉のヘイン(演者キム・ジウォン)に叩かれる様子が収められ、またもコミカルな活躍を期待させている。
スチョルは1人で見事に自転車に乗って独り立ちに成功するか。その続きが見られる『涙の女王』第9話は、韓国tvNにて4月6日21時20分に放送。Netflixでも配信される。
(記事提供=OSEN)
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