【佳境を迎えた『王女ピョンガン』】勇士オン・ダルは果たして最大の敵を倒せるのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は物語の後半を迎えた。3月18日にオンエアされた第17話では、ピョンガン王女(キム・ソヒョン)とオン・ダル(ナ・イヌ)が夫婦としてお互いの愛情を確認しあう場面が描かれた。

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それ以前に、悪徳高官コ・ウォンピョ(イ・ヘヨン)はいよいよ狡猾な手段に出て、消奴(ソノ)部族長の養女ヘ・モヨン(チェ・ユファ)に対して、「国王を毒殺するための薬を作れ」と命じた。

その後、国王の平原(ピョンウォン)王(キム・ボプレ)は食後に危険な状態になってしまった。ついにコ・ウォンピョが高句麗(コグリョ)を乗っ取るための直接行動に出たのである。

そんな大ピンチの中で、ピョンガン王女は没落した順奴(スンノ)部族の再興をめざして兵士の養成や武器の製造を直接指導していた。その一方で、武術が上達したオン・ダルは初めて戦いで人を殺したことにショックを受けていた。

しかし、彼は亡き父のオン・ヒョプ将軍(カン・ハヌル)から魂の声を聞いた。それは、「本当に愛する人を守るために戦え」という究極の言葉だった。

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武術の達人に成長したオン・ダル

それを受けてオン・ダルは「カジン(ピョンガン王女)こそが俺の運命」と悟り、もはや迷いなく本当の将軍になるために精進を続ける覚悟を決めた。そのうえで、オン・ダルは真剣を使ってピョンガン王女と剣術の勝負を挑み、堂々と勝利した。

もはやオン・ダルに迷いはなかった。彼は「オン・ヒョプ将軍の息子」という誇りを胸に戦闘の最前線に立つつもりだったし、ピョンガン王女を生涯の妻として愛し抜くことを固く誓った。

こうして永遠の夫婦となった2人。最大の敵のコ・ウォンピョは、「国王を殺して高句麗を手中におさめる」という最大の野望を実現するために鋭い刃を向けてくる。その挑発をどう切り抜けていくのか。優しかったオン・ダルが武術の達人に成長していく過程がとても頼もしかったが、今後も彼の雄姿から目が離せない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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