カエルの子はカエル!『王女ピョンガン』のオン・ダルがどう変身したか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』では、3月14日が第15話となっていた。このドラマは全30話で構成されているので、ちょうど半分を迎えた。

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いよいよ後半に入っていくわけだが、節目となる第15話ではピョンガン王女(キム・ソヒョン)の指導を受けてオン・ダル(ナ・イヌ)がめきめきと武術の腕を上げていく様子が描かれていた。

しかし、オン・ダルの養母となっているサ氏夫人(ファン・ヨンヒ)は、まさか息子が武術の訓練をしているとは夢にも思わなかった。何しろ彼女は「絶対に武術を学んではいけない」とオン・ダルにきつく言い含めていた。それはオン・ダルの父親であるオン・ヒョプ将軍(カン・ハヌル)の教えがあったからだ。

オン・ヒョプ将軍は高句麗(コグリョ)の勇者であるが、戦いの度に多くの敵の兵士を殺していた。そのことを本当に苦しく思っていた彼は、息子のオン・ダルには絶対に武術を教えたくなかった。自分のように血で塗られた人生を歩んでほしくなかったのだ。

それゆえ、オン・ヒョプ将軍はオン・ダルだけは「平凡に暮らしてほしい」と願っていた。そういうオン・ヒョプ将軍の意思をサ氏夫人もよくわきまいていた。だからこそ、絶対にオン・ダルには武術を習ってほしくなかったのだ。

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武術の達人になる強い意思

しかし、こともあろうに、嫁となっていたピョンガン王女からオン・ダルは武術を習っていた。ショックを受けたサ氏夫人は絶望的な気持ちになった。オン・ヒョプ将軍の願いを叶えることができないことを本当に恥じたのであった。

それでも、オン・ダルの気持ちは堅かった。たとえどんなことがあっても、「自分は武術を習ったはずだ」と言って、これから武術の達人になるという強い意思を示した。

やはりオン・ヒョプ将軍の息子なのである。「カエルの子はカエル」であり、血は争えないものなのだ。武術の腕を磨いたオン・ダルは、こうして力強い勇者に育っていった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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