クライマックス直前の『ヒョンジェは美しい』で「運命の手術」は果たしてどうなるか

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テレビ東京で放送中の『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』は、2月21日の第64話でも主人公ヒョンジェ(ユン・シユン)の決断はまったく変わっていなかった。

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状況としては、妻ミレ(ペ・ダビン)の母親であるスジョン(パク・ジヨン)が肝臓がんになってしまい、生体肝移植が必要になっていた。彼女の夫と息子はドナーとして適合しなかったのだが、ヒョンジェはドナーとして合格だった。

彼は迷いながらも結局はドナーになることを決断した。しかし、スジョンは受け入れなかった。婿に移植を頼むわけにはいかないと固辞したのだ。それは、ヒョンジェの母親であるギョンエ(キム・ヘオク)も同じだった。移植になると手術のリスクを負うわけであり、ギョンエは大きなショックを受けてしまった。

「私は冷たいのかしら」

そう悩むギョンエ。そんな彼女を複雑な思いで見ていたのが夫のミノ(パク・サンウォン)だ。彼も心の中ではヒョンジェがドナーになることに反対なのだ。しかし、スジョンの父親であるギョンチョル(パク・イナン)の心情を考えると、表立って反対の意思表示はできなかった。

左からヒョンジェを演じたユン・シユン、スジョンに扮したパク・ジヨン、ギョンエを演じるキム・ヘオク

ヒョンジェの決断

そういう状況の中で、ついにスジョンが倒れてしまった。病状が悪化する前に移植手術をすべきだと主治医が言った。事態は緊急を要するのであった。

そこまで至っても、スジョンは移植を容認しなかった。その気持ちを聞いたミノはヒョンジェと2人だけで話し合った。そのときにミノはこう言った。

「ヒョンジェの決断を応援するよ」

その言葉を聞いて、ヒョンジェは大いに勇気づけられた。そして、反対していたギョンエも結局はヒョンジェの決断を尊重して彼を応援することに決めた。

こうしてそれぞれの家族の意見が一致する中で、あとはスジョンの気持ちだけになった。ギョンエが直接会ってスジョンに「手術の日を決めましょう」と呼びかけた。この言葉によって、物語が大きく動くことになった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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