フジテレビで放送されている『SKYキャッスル～上流階級の妻たち～』を見ていると、超高級住宅に住んでいるハイクラスなセレブたちも、結構大変なんだなあ、と同情してしまう。特に、夫や子供たちの問題が頭を悩ますのである。
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セレブの1人であるノ・スンヘ(ユン・セア)は、強烈な個性を持っている。彼女の夫は大学のロースクールの教授チャ・ミニョクだ。この夫は唯我独尊のわがまま亭主であり、自分の独断で家のリフォームをしたり、子供たちをスパルタ教育したりしている。融通がきかないタイプなのである。
そういう夫に腹を立てたノ・スンヘは、毎晩、夫にだけカップラーメンを用意して強烈な反抗精神を見せている。それを平然とやり抜く精神力を持っており、まったくひるまない。そんなノ・スンヘをユン・セアは堂々たる演技で貫禄を見せている。
そんなユン・セアの出演作で、『猟奇的な彼女』と『優しい魔女』を紹介しよう。
『猟奇的な彼女』は、朝鮮時代を舞台に凶暴だけど魅力満載の“彼女”と、振り回されながらも彼女に惹かれる青年が繰り広げるラブストーリーを描いている。
本作には、元子の師匠で官僚のキョン・ウを演じたチュウォン、元子の姉ヘミョン王女を演じたオ・ヨンソ、ヘミョンの父親で王のフィジョンを演じたソン・チャンミン、ヘミョンの弟で世継ぎの元子を演じたチェ・ロウンが出演している。
その中で、ユン・セアは王妃でフィジョンの継室の中殿（チュンジョン）パク氏(ダニョン)に扮していた。
『優しい魔女』は、イ・ダヘが主婦で偽のドヒであるチャ・ソンヒとソンヒの双子の妹で客室乗務員のチャ・ドヒの2役を演じたドラマで、リュ・スヨンが東海航空のエース機長ソン・ウジン、アン・ウヨンが東海航空の御曹司オ・テヤンを演じている。
このドラマで、ユン・セアはテヤンの姉で東海航空専務のオ・テリを演じている。
上記の作品の他にも多くのドラマに出演しているユン・セアは、『完璧な家族』に出演することが決まっている。果たして、新作ではどんな演技を見せてくれるのかが楽しみだ。
文＝大地 康
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