フジテレビで放送中の『夫婦の世界』で、パク・ヘジュンが究極的な「わがまま男」を演じている。彼が扮するのは映画製作会社代表イ・テオだ。この男は医師のチ・ソヌ(キム・ヒエ)の夫で、夫婦が息子と一緒に幸せな家庭生活を送っていたはずなのに、勝手に愛人ヨ・ダギョン(ハン・ソヒ) と不倫して子供まで作っていた。
【関連】【『夫婦の世界』の新展開】離婚した夫が大成功者になって妻の動揺が止まらない!
このように平気で妻を裏切っている。その結果、ドロ沼の離婚を経て勝手に出ていったのに、映画が成功するとすぐに戻ってきて、息子を取り戻そうとした。これでは、チ・ソヌが激怒するのも無理はなかった。
そんなイ・テオという破天荒なキャラクターを多彩な表情で演じているパク・ヘジュン。これまで名作と評価が高いドラマに数多く出演してきた。
その数あるドラマの中で、今回は『ミセン-未生-』『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』を紹介しよう。
『ミセン-未生-』は、家庭の事情でプロの囲碁棋士を断念せざるを得なかった男性が、契約社員として会社に入社した彼をひたすら応援する様子を描いている。
イム・シワンがワンインターナショナル営業3チームインターン社員チャン・グレを演じ、イ・ソンミンがグレの上司で営業3チーム課長オ・サンシク、カン・ハヌルがグレの同期で鉄鋼チームインターン社員チャン・ベッキを演じている。
その中でパク・ヘジュンは営業3チーム課長チョン・グァヌンとして出演している。
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』は、理不尽な世の中に翻弄され、報われない日々を生きる若い女と中年男の物語を描いたドラマだ。
イ・ソンギュンが建設会社安全診断チーム部長パク・ドンフン、IUが建設会社派遣社員イ・ジアン、コ・ドゥシムがドンフンの母親ピョン・ヨスン、パク・ホサンがドンフンの兄で清掃業者のパク・サンフン、ソン・セビョクがドンフンの弟で清掃業者のパク・ギフンを演じていた。
このドラマでパク・ヘジュンは、ドンフンの友人で僧侶のギョムドクとして登場していた。
俳優として本格的な演技で全力を見せるパク・ヘジュン。これからも彼なりの演技で楽しませてくれるだろう。
文=大地 康
■【関連】【『夫婦の世界』の修羅場】キム・ヒエが演じる主人公の復讐戦が壮絶に幕を開けた!
前へ
次へ