濡れ衣から復活!『イ・サン』で王宮の闇に挑むホン・グギョンの覚悟

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『イ・サン』では、6月22日に第27話がオンエアされた。この回で一番重要な役割を演じたのがホン・グギョン(ハン・サンジン)であった。彼はイ・サン(イ・ソジン)から絶大な信頼を得て活躍していたのだが、結局は濡れ衣を着せられて王宮から追放されたりもしていた。

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そうした不遇の中でも、彼はイ・サンのために尽力していた。そういう努力が認められて、再び彼は王宮の中で仕事をすることができるようになったのだが、イ・サンが暗殺未遂に遭うという重大な局面になって、新たに重要な官職に就くことになった。実際、英祖(イ・スンジェ)から王命を受けて司憲府(サホンブ)の重職に就いたのだ。

司憲府とは、朝鮮王朝において官僚が不正や違法行為をしないかを監視する官庁だ。もし、不正や汚職があった場合はすぐに取り締まりを行ない、官僚たちの官職を剥奪する権利を持っていた。

これほどの重職に就いたホン・グギョンは、イ・サンに陰謀を働いている首謀者やその背後に横たわる黒幕について徹底的に調べようとしていた。そういう意味では、王宮の中で敵に囲まれているイ・サンにとって最も頼りになる男かもしれない。そんなホン・グギョンを精悍な表情で演じているのがハン・サンジンであった。

彼は、『イ・サン』の後に『根の深い木-世宗大王の誓い-』『馬医』『六龍が飛ぶ』『ヘチ 王座への道』といった名作時代劇に出演している。

『イ・サン』でハン・サンジンが演じたホン・グギョン

時代劇に欠かせない俳優

『根の深い木-世宗大王の誓い-』は、朝鮮王朝第4代王・世宗の時代を舞台にした作品で、ハン・ソッキュが世宗(セジョン)役を務めていた。この時代劇で、ハン・サンジンは集賢殿直提学シム・ジョンス役を務めた。

『馬医』は、朝鮮王朝の漢方外科医から馬医となったペク・クァンヒョンをチョ・スンウが演じたドラマだ。本作は、朝鮮王朝第18代王・顕宗(ヒョンジョン)の時代が舞台となっており、その顕宗役をハン・サンジンが演じていた。

その後も、朝鮮王朝の初代王・李成桂(イ・ソンゲ)の時代を舞台にした『六龍が飛ぶ』では批国寺の住職チョンリョン役で出演し、朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)が名君に至るまでの過程を描いた『ヘチ 王座への道』では司憲府執義で南人派のウィ・ビョンジュ役を務めた。

時代劇ですばらしい演技を見せるハン・サンジンは、現代劇でも多彩なキャラクターで注目を集めている。そんな彼の今後の活躍にもぜひ期待したい。

文=大地 康

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