テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『紳士とお嬢さん』では、4月21日の第51話でヨングク(チ・ヒョヌ)とパク・ダンダン(イ・セヒ)が別れることになった。
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2人は年の差を乗り越えて愛し合うことを心に誓っていたが、ダンダンの父親スチョル(イ・ジョンウォン)の反対があまりに強硬すぎて事情が変わった。
ヨングクが一番困ったのは、娘を思うスチョルが土下座をしたことだ。スチョルはどんなにダンダンに反対しても娘が言うことを聞かないので、ヨングクの前で膝を折って「別れてほしい」と懇願した。この土下座は本当に辛かった。ヨングクは娘を思うスチョルの気持ちを心から思いやり、「やはりこの結婚は無理だ」ということを悟るしかなかった。
結局、ヨングクとダンダンはお互いに愛し合いながら別れざるを得なかった。それも、すべて親の反対があまりにも強すぎたからだ。それでもダンダンはまだ諦めきれないところがあった。その様子を見たスチョルは、エナ(イ・イルファ)に言ってダンダンをアメリカに連れて行くことを提案した。
この話はエナにとっても嬉しいことだった。ダンダンに対して「自分が実母であること」を告白できないのだが、それでも自分の娘をアメリカで面倒見ることができるというのはこの上もない喜びだった。
しかし、ヨングクは不思議だった。エナがあまりにも自分たちの恋愛について反対したからだ。それはまるで本当の母親のような態度だった。そんな時、ダンダンの実母について探偵調査をしていたら耳寄りな情報が入った。ダンダンの母親はアメリカに渡ったということだった。
「まさかエナはダンダンの母親?」
そんなことをヨングクは思い始めた。特別な根拠はないのだが、彼の妄想はどんどん膨らんでいった。
こうして今回の恋愛騒動は「ダンダンの実母探し」という新しい局面を迎えた。ヨングクとダンダンはエナの正体を果たしていつ知るのか。その時が本当のヤマ場となるだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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