【危うし『紳士とお嬢さん』】年の差カップルの恋愛に周囲の反対がどこまで強硬になるのか

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『紳士とお嬢さん』は、4月19日の第49話でヨングク(チ・ヒョヌ)とパク・ダンダン(イ・セヒ)の恋愛が周囲から大反対されていた。

【素直になれない『紳士とお嬢さん』】年の差を超える恋愛は果たして成就できるのか

最初に反対したのはエナ(イ・イルファ)で、彼女はダンダンの実母として年齢差がある恋愛を認めなかった。しかし、ダンダンは彼女が実母であることを知らない。それゆえ、エナの強硬な反対に面食らってしまった。

さらに、猛反対したのがスチョル(イ・ジョンウォン)であった。彼にとってヨングクは元の雇い主。それゆえ、ヨングクのことを「会長」と呼んで丁重に挨拶を交わしていたが、娘の恋愛の相手となると、対応がまったく別だった。 

ダンダンとヨングクでは年の差があまりに大きいし、ましてやヨングクには三人の子供がいる。そういう男性との恋愛を絶対に認めない、というスチョルの心境もよくわかる。ダンダンは必死にスチョルを説得しようとするが、彼は全く聞く耳を持たなかった。

そのうちヨングクはスチョルの一家に挨拶に来た。ダンダンとの真面目な付き合いを認めてもらうためだった。ここでもスチョルは強硬姿勢を崩さず、ヨングクを外に連れ出して絶対に認めないという意思を明らかにした。

(画像=KBS)

最大の難所を迎えた2人

本来、スチョルは誠実な性格でものわかりのいい父親であったのだが、娘とヨングクとの恋愛には拒否反応が強かった。ダンダンが三人の子持ちの年上男性と結婚でもしたらどうなるのか、という危惧が先に立ってしまったのである。

そうした反対をヨングクも理解していた。もし自分も同じ立場だったらそうするだろう、という気持ちが強かったからだ。しかし、ダンダンは全く違う。彼女は一途にヨングクを愛している。その気持ちを父親に認めてもらえないというのは納得できないことであった。

こうして、『紳士とお嬢さん』は主人公2人にとって最大の難所を迎えた。果たしてスチョルの気持ちがどこで軟化するのか。そこに至るまでのヨングクとダンダンの愛の行方に大いに興味をそそられる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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