テレビ東京で放送中の『紳士とお嬢さん』は3月6日の第18話で、主人公2人の立場の違いが鮮明になってきた。イ・セヒが演じるパク・ダンダンとチ・ヒョヌが扮するイ・ヨングク。2人がお互いに好意を寄せあっているのは間違いない。それに対して若いダンダンはまっすぐに向き合っているのだが、ヨングクは世間体を考えて年齢差を気にかけている。
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そんな2人を混乱させていたのが、ヨングクの義母にあたるワン・テラン(チャ・ファヨン)だった。
彼女は「大奥様」と呼ばれる立場なのだが、極端にわがままな性格だ。
とにかく、ダンダンを豪邸から追い出したくて仕方がない。その手段があまりにも卑劣だった。自分の高価な持ち物をダンダンが盗んだという嘘をでっちあげて、ダンダンを強烈に非難した。
その嘘がばれると、言い訳として認知症をわずらったかのようなフリをした。結局、すべての嘘が明らかになって、彼女は謝罪したが、ヨングクは我慢ならず、義母ではあっても容赦しなかった。こうして騒動はおさまったのだが、ヨングクは標的になってしまったダンダンを必死に慰めた。
その最中にヨングクはダンダンから「私は会長が好きなのですが、会長は私のことをどう思っているのですか?」と強く質問されてしまった。
返事に窮してしまったヨングク。彼もダンダンを愛しているのは間違いないのだが、年の差を極端に気にして素直に返事ができなかった。
2人の年齢差は14歳。それが愛の障害になるかどうかは個人の考え方次第だが、ヨングクはとても気にするタイプなのだ。
しかも、彼には3人の子供がいる。大会社を経営する富豪ではあるが、子供たちの家庭教師となる若い女性に対して素直に気持ちを伝えられないのも仕方がない面がある。しかし、ダンダンの気持ちはあくまでもストレートだ。彼女はヨングクの気持ちを心から知りたくてたまらないのだ。
今後の展開は、ヨングクが素直になれるかどうか、ということ。彼が世間体を乗り越えることができるかどうかが鍵を握っている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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