テレビ東京で放送中の『紳士とお嬢さん』は2月20日の第8話で、新たな展開を迎えた。パク・ダンダン(イ・セヒ)の継母ヨンシル(オ・ヒョンギョン)の親族が大挙して海外から韓国に戻ってきたのだ。それは、ヨンシルの母と弟と姪の3人であった。
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特に弟のチャ・ゴンを演じるカン・ウンタクは『復讐の花束をあなたに』の主人公としてシリアスな演技で好評を博した俳優だが、今度の『紳士とお嬢さん』では一転して軽薄な男として登場してくる。
こうしたヨンシルの親族がこともあろうにヨンシルの夫のスチョル(イ・ジョンウォン)の部屋にやってきてしまう。それでなくとも、イ・ヨングク(チ・ヒョヌ)の運転手を務めるスチョルは豪邸の離れでヨンシルと内緒で同居して怪しまれているのに、さらにヨンシルの身内まで来て一緒に騒いでいた。
そこに押しかけてきたのがヨングクの義母のワン・テラン(チャ・ファヨン)であった。彼女は娘イ・セリョン(ユン・ジニ)の身辺調査をしている途中に彼氏がスチョルの部屋に行ったことを突き止めて出かけてきたのだ。つまり、彼氏というのは、ダンダンの義兄にあたるパク・デボム(アン・ウヨン)である。
このデボムがセリョンを騙して貢がせているとにらんだテランは、恐ろしい形相でデボムを攻撃して大変な騒動になってしまった。その段階で、スチョルがヨンシルを極秘に同居させていることも暴露されて、ついにスチョルは豪邸を追い出される羽目になった。
この事態に怒り心頭なのがダンダンだ。彼女はスチョルの娘であることをヨングクには内緒にしていた。その秘密を守ることができたのだが、スチョルがヨンシルから迷惑ばかり受けていることには腹が立ち、ついにスチョルのお人好しぶりにも我慢ができなくなってきた。
ダンダンは住み込みの家庭教師としてヨングクの3人の子供をよく面倒を見ているのだが、ヨンシルが起こす騒動に巻き込まれて豪邸にいられない事態にもなりかねなかった。今後の展開が本当に気になってくる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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