韓国ドラマは本当にDNA鑑定が好きだ。例えばテレビ東京の韓流プレミアで放送中の『紳士とお嬢さん』では、以前もスチョル(イ・ジョンウォン)が実のお姉さんかどうかをDNA鑑定されたことがあった。そして、4月6日の第41話でもう一度DNA鑑定の場面が出てきた。
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それは、ダンダン(イ・セヒ)とエナ代表(イ・イルファ)が親子であるかをスチョルが調べるために行なったDNA鑑定であった。ついにスチョルはエナ代表がかつて自分とダンダンを捨てたキム・ジヨンではないかと気がつき始めたのだ。
アメリカで成功したエナ代表は交通事故で顔を整形した関係もあって別人のようになっていて、スチョルも気がつかなかった。そんなエナ代表は、失ったものを取り戻したいという気持ちが強くなって、スチョルとダンダンをアメリカに連れていって3人で暮らしたいと願っていた。
しかし、結局はスチョルとダンダンはアメリカ行きを断ってしまった。すると、エナ代表はスチョルの年俸を倍にするという破格の提案をして、スチョルのアメリカ行きに執着した。そういう経緯を見てきたスチョルは、エナ代表の正体が一体何なのかということをとても疑問に思うようになった。
一番のきっかけは首筋のほくろだ。エナ代表がかつての妻と同じほくろだったことで疑心が大きくなり、スチョルはエナ代表の留守中に彼女の部屋でダンダンの赤ん坊の時の写真を見つけた。
そのことによってエナ代表がかつての妻であるという疑念がさらに大きくなり、ついにDNA鑑定に持ち込んだ。すると、ダンダンとエナ代表が親子であることが確定した。その時のスチョルの怒りは半端ではなく、駐車場から降りてきたエナ代表を見つけるとスチョルは怒りにまかせてエナ代表を平手打ちにした。
こうして正体が暴露されたエナ代表。それに対してスチョルは今後どのように対応していくのか。そして、実の母親を知ることになったダンダンの反応は?
いよいよ『紳士とお嬢さん』は大きなヤマ場を迎えてきた。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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