【緊迫する『スベクヒャン』】高句麗との戦争で先頭に立つ太子の運命は?

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テレビ東京の韓流プレミアで放送中の『帝王の娘 スベクヒャン』は全72話だが、いよいよクライマックスが近づいた。一番の焦点になっているのは、ソルラン(ソ・ヒョンジン)と太子ミョンノン(チョ・ヒョンジェ)の恋の行方だ。

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2人は相思相愛なのだが、それでも別れなければならない事情があった。それは、イ・ジェリョンが扮する武寧王(ムリョンワン)の娘であるソルランが、その事実を公にできない事情がからんでいる。

つまり、そのことが知られると、ソルランはミョンノンの妹になってしまう。結果的にミョンノンを極端に傷つける。それゆえ、ソルランは自分が国王の娘であることを公にできなかったのだ。

そのことに気づいていないミョンノンは、一方的に自分から離れて行ったソルランを諦めきれない。その辛さがミョンノンをますます悲しくさせるのであった。

現実的には、ミョンノンとソルランは血がつながっていない。ミョンノンは武寧王の実子ではないからだ。本当ならチンム公(チョン・テス)が武寧王の実子であり、ソルランの兄に該当する。しかし、ドラマの中ではこの真実がまだ伏せられている。いよいよドラマの最終局面になって「とっておきの秘密」が明らかになっていくだろう。

チョ・ヒョンジェが演じる太子ミョンノン(画像=©2013-2014MBC)

ミョンノンとソルランの運命

ただし、まだ秘密に近づいていないミョンノンは、高句麗(コグリョ)との戦争で先鋒を務めようと決意した。本来なら、次の国王が約束されている太子が戦いの先頭に立つということはあり得ない。

しかし、彼は自ら戦場に出かけていこうとしている。死さえも覚悟しているのだ。ソルランとの愛を成就できない苦しさ、そして、太子としての責任感……そうした感情が彼を奮い立たせている。

もちろん、無事では済まないかもしれない。ソルランとしてもミョンノンの安否が心配でならない。

果たして、ミョンノンとソルランの運命はどうなるのか。クライマックスに向けて『帝王の娘 スベクヒャン』がドキドキするほど緊迫してきた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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