ソン・ヘギョ主演でNetflixで配信されている『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』で、高校時代にドンウンをイジメていた気象キャスターのパク・ヨンジン役を務めているイム・ジヨン。
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ドラマでは、『テバク~運命の瞬間(とき)~』や『ペーパー・ハウス・コリア』などに出演している一方で、映画でも多彩なキャラクターを演じている。
最初に紹介するのは『情愛中毒』だ。
舞台となっているのは1969年の韓国軍官舎で、エリート軍人とその部下の妻の不倫を描いた切なくも悲しいラブストーリーである。
主演を務めたのは『夏の香り』『Dr.JIN』などに出演しているソン・スンホンで、韓国軍の教育隊長キム・ジンピョンに扮していた。
そのソン・スンホンの相手役としてイム・ジワンは、キム・ジンピョンの部下キョン・ウジン(オン・ジュワン扮)の妻であるチョン・ガフン役で出演していた。
2つ目は『背徳の王宮』である。
この映画は、暴君と呼ばれた朝鮮王朝第10代王・燕山君(ヨンサングン)の時代が舞台となっている官能エンタテインメントで、Netflixでも配信されている。
本作には、10代王・燕山君役のキム・ガンウや王の信頼を利用して実権を握ろうとする重臣イム・スンジェをチュ・ジフンが演じていた。
その中で、イム・ジヨンは王によって召集された1万人の美女の1人である謎の色香を秘めた賤民の娘ダニ役を務めた。
ちなみに、賤民(チョンミン)とは、身分制度が厳格だった朝鮮王朝時代に最下層だった身分である。
3つ目は『スピリットウォーカー』だ。
本作は、交通事故によって記憶喪失になり、12時間ごとに他人と体が入れ替わってしまう男をめぐるSFアクションとなっている。
その男をユン・ゲサンが演じており、共演者としてパク・ヨンウやパク・チファン、ユ・スンモクと共にイ・ジヨンも出演している。
ドラマだけでなく映画でも幅広い演技で注目を集めているイ・ジヨン。『ザ・グローリー』で悪役という立場であるだけに、これまでのキャラクターとは違った印象が感じられる。彼女の演技と共に今後の展開にも注目したい。
文=大地 康
■【写真】『ザ・グローリー』パク・ヨンジン役のイム・ジヨンはどんな女優?
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