今年も様々なエンタメを楽しんできたが、いよいよ見納めの時期になった。ハッピーな気分で年を越すには、どんなドラマを見ればいいだろうか。やっぱり韓国ドラマが得意なラブコメがいい。
そこで、最適な1本を選ぶために、韓国ドラマにとても詳しくて新刊『韓国ドラマ!推しが見つかる究極100本』(星海社)を発刊した康熙奉(カン・ヒボン)さんにベスト3を選んでいただいた。「この3本なら絶対に間違いないです」と、究極100本を知り尽くした康熙奉さんが太鼓判を押す「推しのベスト3」を順に解説しよう。
●最強ラブコメ部門3位/『女神降臨』
原作はウェブ漫画。ムン・ガヨンが演じる女子高校生のイム・ジュギョンは容姿が悩み。イジメにもあってしまい、自殺しようとするがチャ・ウヌが演じるイ・スホに助けられた。ジュギョンは特別に覚えた「魔法のメイク」で華麗に変身。転校先で女神として脚光を浴びるが、スホに秘密を握られてしまった。
かくして、イケメンで優等生のスホと、秘密を隠し通そうとするジュギョンのあぶない関係が始まる。そこに、ヤンチャな問題児のハン・ソジュンもからんできて、ハラハラドキドキのラブコメが百花繚乱となっていく。
〔『女神降臨』の出演者(役名)〕
チャ・ウヌ(イ・スホ)
ムン・ガヨン(イム・ジュギョン)
ファン・イニョプ(ハン・ソジュン)
●最強ラブコメ部門2位/『社内お見合い』
キム・セジョンが演じるシン・ハリは最高に笑えるキャラ。財閥令嬢の友人のお見合いに代理で出たら、相手が同じ会社のイケメン社長だった。それがアン・ヒョソプの演じたカン・テムだ。
この 2人は偽装恋愛をする羽目になるが、強烈なナルシストぶりを見せるカン・テムの相手をするシン・ハリのドタバタぶりが抱腹絶倒だ。それでも、カン・テムはいつのまにかシン・ハリを愛していた。2人には身分格差があるけれど、それを乗り越えていくシン・ハリに拍手をおくりたくなる。
〔『社内お見合い』の出演者(役名)〕
アン・ヒョソプ(カン・テム)
シン・ハリ(キム・セジョン)
キム・ミンギュ(チャ・ソンフン)
ソル・イナ(チン・ヨンソ)
●最強ラブコメ部門1位/『キム秘書はいったい、なぜ?』
パク・ソジュンが演じるのは財閥グループ副会長のイ・ヨンジュン。才能抜群でルックスも完璧。しかし、極端なナルシストで性格が難しい。そんな彼に長く仕えたキム秘書(パク・ミニョン)が急にやめると言い出した。すると、彼女が自分のことを愛していると錯覚してしまい、それが大はずれとなってヨンジュンが人生初のどん底を経験していく。
キム秘書の心境もわからず典型的な勘違い男になってしまう。そんなキャラをパク・ソジュンがまじめに演じれば演じるほど爆笑のオンパレードとなる。間違いなく最強ラブコメの傑作だ。
〔『キム秘書はいったい、なぜ?』の出演者(役名)〕
パク・ソジュン(イ・ヨンジュン)
パク・ミニョン(キム・ミソ)
カン・ギヨン(パク・ユシク)
文=「韓ドラ時代劇.com」編集部
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