韓国ドラマ業界においてシーズン制がすっかりと定着した模様だ。現在放送中の『還魂』『酒飲みな都会の女たち』『ミッシング~彼らがいた~』なども、前シーズンに続いて人気を集めている。
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約4カ月ぶりに帰ってきた『還魂』パート2(還魂:光と影)は、パート1のエンディングから3年後の話を描いている。ムドク役のチョン・ソミンが降板し、新しいヒロインとしてナクス役のコ・ユンジョンが正式出演。視聴率9.2%で終了したパート1に続き、パート2も第4話で自己最高視聴率の8.5%を記録しながら人気を呼んでいる。
また、『朝鮮精神科医ユ・セプン』『浪漫ドクター キム・サブ』『復讐代行人~模範タクシー~』『アスダル年代記』も、2023年にシーズン2が放送予定だ。Netflixで話題を集めた『D.P.-脱走兵追跡官-』は先月シーズン2の撮影が終了。『悪霊狩猟団: カウンターズ』はメインキャストの続投で現在シーズン2を撮影中で、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』はシーズン2と3を同時に撮影している。
Netflix最高話題作『イカゲーム』と『今、私たちの学校は…』『地獄が呼んでいる』も、シーズン2の制作が決定した。
さらにはパク・ソジュン、ハン・ソジュン主演のNetflixオリジナル『京城クリーチャー』はシーズン1が配信される前からシーズン2の制作を確定。
現在Disney+で配信中の『ファースト・レスポンダーズ 緊急出動チーム』もシーズン2(全12話)の放送が決まった。
さまざまな作品が新シーズンとして帰ってくることで、韓国ドラマ環境に変化をもたらしている。視聴者は馴染みのあるキャラクターの新しいストーリーを楽しめ、制作陣は視聴者層の確保および宣伝効果が期待できるのだ。
全16話を基準に短編、もしくは50話以上の長編ドラマが多かった過去と違って、最近は全8話、全12話など、フォーマットやプラットフォームによる編成が柔軟となり、シーズン制を後押ししている。また、大人気を博したドラマの場合は、続編を望む視聴者の声を受け、新シーズンの企画に入る状況も見られる。
コンテンツが多様化するなか、シーズン制ドラマはますます増える見込みだ。
(記事提供=OSEN)
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