イ・ジョンウンは『私たちのブルース』で多くの演技賞を獲得できるか?

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今年の韓国ドラマ界を振り返ると、たくさんの優秀作が誕生したが、その中でも『私たちのブルース』の評価がとても高かった。

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済州島(チェジュド)を舞台にして島で生きる人々を力強く描いたオムニバス形式のドラマだったが、出演した俳優の豪華さでも大きな話題を集めていた。イ・ビョンホン、シン・ミナ、ハン・ジミン、キム・ウビン、オム・ジョンファ、キム・ヘジャ、コ・ドゥシム……そんな人気俳優の中でひときわ印象的な演技を披露していたのがイ・ジョンウンだった。

彼女は、アメリカ・アカデミー賞の作品賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』で印象的な家政婦に扮して広く知られるようになったが、『私たちのブルース』ではチョン・ウニという水産会社のやり手オーナーに扮していた。

チョン・ウニは口が悪くて性格も激情型なのだが、とても人情深くて、みんなのことを心配していた。そんな関係もあり、チョン・ウニは様々な物語に出ずっぱりで登場して最多の出演シーンを誇っていた。

最初は、チャ・スンウォンが演じた銀行支店長チェ・ハンスとの「初恋を追憶する物語」(第1話と第2話)で主人公を演じた。それから第3話以降は、他の登場人物の後見役の立場となり、大いに世話を焼いていた。

今年はイ・ジョンウンの活躍が素晴らしかった

演技の真髄を見せてくれる女優

脚本家のノ・ヒギョンが作り出した人物描写は「本当にこういう人がいるよね」と説得力が十分だったが、チョン・ウニは特に人間味があるキャラクターで、『私たちのブルース』を盛り上げる上で最適な貢献者だったと言える。

これからの時期は、ドラマの各賞が発表されていくが、当然ながら『私たちのブルース』は作品賞と演技賞の有力な候補になるだろう。

そうであるならば、イ・ジョンウンの名前は賞レースを大いに賑わせていくことだろう。助演女優賞、あるいは、主演女優賞の資格が十分にあると思われる。イ・ジョンウンは、それだけの力量を持った女優なのだ。

彼女は「芸達者」という言葉がピッタリで、これからも演技の真髄を見せてくれることだろう。

文=大地 康

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