10月21日で放送が終了した『哲仁王后~俺がクイーン!?~』で、純元王后(スヌォンワンフ)役を務めていたペ・ジョンオク。彼女が演じていた純元王后は、『哲仁王后』以外に『雲が描いた月明り』にも登場している。
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『雲が描いた月明り』では、パク・ボゴムが演じた主人公イ・ヨンの母親で、ハン・スヨンが演じていた。ちなみに、ドラマの中では中殿(チュンジョン)キム氏という名前で登場していた。
そんな純元王后は、実際はどんな人物だったのか
朝鮮王朝23代王・純祖(スンジョ)の正室で、純祖との間に1男4女を設けている。
夫である純祖に働きかけて父親の金祖淳(キム・ジョスン)を政治の補佐役に押し上げたりした。
実家である安東・金氏(アンドン・キムシ)の外戚として絶大な権力を握った純元王后は、自分の一族に政治権力を独占させて、王朝が腐敗する原因を作ったため、悪女の1人として知られている。
そんな純元王后は、『哲仁王后』のドラマでは、シン・ヘソン扮する王妃キム・ソヨンが作る料理を気に入って食べていたり、美肌にこだわる描写が描かれていたが、絶対権力を持つ純元王后に対抗勢力として存在するのが趙(チョ)大妃(テビ)である。
趙大妃は豊安・趙氏の一族で、朝鮮王朝24代王・憲宗(ホンジョン)の母親である。
純元王后と趙大妃はお互いに牽制しあっていて、その様子は『哲仁王后』でも描かれていた。
『哲仁王后』で純元王后を演じたペ・ジョンオクは、『哲仁王后』の後に2PMテギョンが主演を務める『御史(オサ)とジョイ』で、ドクボン役を務めていた。
一方、『雲が描いた月明り』に出演していたハン・スヨンは、その後は『悪の花』や『浮気したら死ぬ』などの出演していた。
もし、また純元王后が登場する時代劇をやるとしたら、どんな女優が純元王后の役に似合うだろうか。
さらに、ペ・ジョンオクは次にどんなキャラクターを演じるのかが興味深い。
文=大地 康
■【写真】『哲仁王后』の大王大妃ペ・ジョンオクはどこまでスゴいのか?
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