パク・チャヌク監督の新作映画『別れる決心』(原題)が、米アカデミー授賞式の国際長編映画賞出品作として選ばれた。
【インタビュー】パク・チャヌク監督の『別れる決心』が“R-15”になった理由は?
韓国の映画振興委員会は8月11日、『別れる決心』を第95回アカデミー賞の国際長編映画部門の韓国出品作に選定したと発表し、その理由として「作品性、監督の知名度、海外配給会社のプロモーション能力」を挙げた。
そして「アカデミー賞の特性を考え、ただの芸術性だけでなく、監督の知名度、作品性と演出力、北米市場での興行可能性を考慮した」とし、「海外配給会社のプロモーション能力も検討し、そういう部分において『別れる決心』が最も適切だと意見を集めた。作品の善戦を期待している」と説明した。
パク・チャヌク監督が『お嬢さん』以来6年ぶりに披露した『別れる決心』は、山で起きた変死事件を捜査することになった刑事のヘジュン(演者パク・ヘイル)が、死亡者の妻・ソレ(演者タン・ウェイ)と出会って疑いと関心を同時に感じることで繰り広げられる物語だ。
今年開催された「第75回カンヌ国際映画祭」ではパク・チャヌク監督が監督賞を受賞するという快挙を達成。韓国では去る6月29日に公開され、リピーターが続出するヒットを記録した。
(記事提供=OSEN)
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