新作映画『別れる決心』(原題)が6月29日に韓国公開される。
【インタビュー】パク・チャヌク監督、6年ぶりの新作『別れる決心』が“R-15”になった理由は?
パク・チャヌク監督が『お嬢さん』以来6年ぶりに披露する新作ということで、多くの映画ファンが期待感を膨らませており、ヒットが見込まれている。
同作は、パク・ヘイルと中国女優タン・ウェイ主演のミステリーロマンス。山で見つかった遺体を捜査することになった刑事が、死亡者の妻と出会って疑いと関心を同時に感じることで繰り広げられる物語だ。
「第75回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に出品された『別れる決心』は、初公開された時から評壇と海外メディアから反響を呼んだ。
『Screen International』による今年の上映作のうち1位、『The Guardian』は5点満点、『IndieWire』は今年最高の映画TOP3に選定しながら、面白さをもとに商業性も備えた映画として評価している。また、閉幕式でパク・チャヌク監督が監督賞を受賞することで、作品性も認められた。
そして、いよいよ本場・韓国の映画ファンの評価を残している。
「僕が作る映画はいつも大衆のための商業映画だ。もしかしたら映画が面白くてカンヌ映画祭のようなところには少し似合わないとも言える。今回の受賞で大衆と距離が遠い芸術映画監督という印象が残りそうで心配だ。僕は商業映画の監督だ。先入観は捨てていただけるとありがたい」というパク・チャヌク監督の言葉からは自信がうかがえる。はたして韓国の観客がその心に応えてくれるかどうか、気になるところだ。
『別れる決心』が韓国でヒットし、映画業界に恵みの雨を降らせることができるかどうか、期待と注目が集まる。
(記事提供=OSEN)
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