俳優イ・ビョンホンが映画『非常宣言』(原題)でスクリーン復帰を果たす。
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『ザ・キング』のハン・ジェリム監督の新作『非常宣言』は、史上初の災害に直面し、なりふり構わない着陸を宣言した飛行機を舞台に、災難に立ち向かう人々を描く航空災害映画。イ・ビョンホンにとっては『KCIA 南山の部長たち』以来2年ぶりのスクリーン復帰となる。
イ・ビョンホンが演じるジェヒョクは、娘のアトピーの治療のために飛行恐怖症に耐えながら飛行機に乗る人物だ。自分が乗った飛行機が、よりによって前代未聞の災難に見舞われるとは夢にも思ったことがない。
混乱した災難状況の中、娘を守ろうとする父親の愛と共に他人を助けたい利他心、生き残ろうとする人間の本能まで。死の危機に瀕したジェヒョクの心理変化を、イ・ビョンホンが繊細な演技で巧みに表現した。
新しく公開されたスチール写真でも、目で物を言うイ・ビョンホンの演技がうかがえる。自身初の災難映画となる『非常宣言』でも“限界のない演技”を披露するかどうか、注目が集まる。
イ・ビョンホンは6月20日に行われた制作報告会で「災難映画といって単にビジュアル的な魅力を持っているわけではない。人間に対して見せる、考えさせられるストーリーが良かった」と紹介。
ジェヒョク役については「薬を飲むほど飛行恐怖症がひどい人だが、娘のために仕方なく飛行機に乗る。その上に災難まで経験するが、それでも自分にできることは何かを考え、全力で乗り越えようとする」と伝え、映画ファンの期待感を高めた。
イ・ビョンホンのほか、ソン・ガンホ、チョン・ドヨン、キム・ナムギルら豪華キャストが大集結した『非常宣言』は、8月に韓国公開予定。
(記事提供=OSEN)
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