韓国ドラマの中で「時代劇」は強力なジャンルになっている。事実、このジャンルから傑作がたくさん誕生している。そこで、過去20年間で大評判になった韓国時代劇のリストを作ってみた。
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まずは、2013年から2012年までのリストは以下の通りだ。
『宮廷女官 チャングムの誓い』(2003年)
『ファン・ジニ』(2006年)
『朱蒙〔チュモン〕』(2006年)
『イ・サン』(2007年)
『善徳女王』(2009年)
『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010年)
『王女の男』(2011年)
『太陽を抱く月』(2012年)
『トンイ』(2012年)
以上のリストを見ても、そうそうたる傑作ばかりだ。
特に、『宮廷女官 チャングムの誓い』、『朱蒙〔チュモン〕』、『イ・サン』、『善徳女王』、『太陽を抱く月』、『トンイ』は、歴史に残る名作であり、こうしたドラマのおかげで現在の時代劇ブームは牽引されてきたのだ。
次に、2013年からの10年間のリストを見てみよう。
『奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い』(2013年)
『花郎〈ファラン〉』(2016年)
『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)
『テバク~運命の瞬間~』(2016年)
『雲が描いた月明り』(2016年)
『七日の王妃』(2017年)
『100日の郎君様』(2018年)
『不滅の恋人』(2018年)
『ヘチ 王座への道』(2019年)
『王になった男』(2019年)
『風と雲と雨』(2020年)
『赤い袖先』(2022年)
以上のリストになったが、中でも、『花郎〈ファラン〉』、『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』、『七日の王妃』、『100日の郎君様』、『赤い袖先』などは今でも抜群の人気を誇っている。
さらに、つくづく思ったことは、2016年が「時代劇の大豊作」だったということ。本当に人気の名作がたくさん作られた年であり、まさに「金字塔の年」と言える隆盛ぶりだった。
こうしたリストを見ていると、『宮廷女官 チャングムの誓い』から『赤い袖先』までの名作の名場面がありありと浮かんでくる。
時代劇は本当に面白い。そして、歴史を彩ってきた登場人物たちは魅力的だ。
これからも、視聴者を感激させる傑作が作られていくことだろう。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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