チョン・イルとクォン・ユリが主演を務める話題の時代劇『ポッサム～愛と運命を盗んだ男～』。本作で主演を務める2人はとてもお似合いのカップルで、劇中でも視聴者の注目を集めるほど息のあった演技を披露している。
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しかし、『ポッサム』ではチョン・イルやクォン・ユルの脇を固める俳優たちにも注目が集まった。今回はドラマを盛り上げている出演者たちを紹介しよう。
最初に紹介するのは、クォン・ユリが演じているスギョンの父親であり朝鮮王朝15代王でもある光海君（クァンヘグン）を演じた俳優のキム・テウだ。
光海君は、これまでに『王の顔』や『華政（ファジョン）』、『王になった男』、『ノクドゥ伝～花に降る月明り～』などの時代劇ドラマ作品でも扱われてきた王で、ヨ・ジングやイ・ビョンホン、チョン・ジュノなどが演じてきた。そんな名俳優たちに負けないくらい見ごたえのある演技をキム・テウは見せていると評判だ。
次に紹介するのは、俳優のシン・ヒョンス。主に現代劇で活躍してきた俳優で、時代劇の経験は『仮面の王 イ・ソン』などだった。そんな彼が『ポッサム』で演じているのは、スギョンの義弟であり朝鮮王朝で権力を握っているイ・イチョムの息子イ・テヨプだ。
劇中でのイ・テヨプは、義姉であるスギョンをさらったバウ（チョン・イル扮）と対立を繰り返すが、その対立のシーンでのシン・ヒョンスは、バウへの嫌悪感をしっかりと表現してドラマを盛り上げてくれた。
3人目に紹介するのは、イ・ジェヨン。イ・テヨプの父親であるイ・イチョムを演じた。イ・ジェヨンはこれまでに数多くの時代劇に出演しているベテランで、時代劇には欠かせない俳優の1人だ。
史実でのイ・イチョムは、官僚として光海君に仕えたが、女官のキム・ゲシと手を組んで悪事を働いた人物。『ポッサム』の劇中では、王である光海君と牽制しあっている。
これまでに時代劇で積んできた経験を活かした演技で、ベテランとしての実力を発揮しているイ・ジェヨン。主演のチョン・イルやクォン・ユリに負けない存在感を見せている。
まさに脇を固める俳優たちも実力者ばかりの時代劇『ポッサム』。
主演を務めているチョン・イルとクォン・ユリの演技だけでなく、彼らの周りを固める俳優たちの演技にもぜひ注目してほしい。そうすれば、これまでとは違う雰囲気を感じながら『ポッサム』を楽しむことができるだろう。
文＝大地 康
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