毎週日曜日にNHK・BSプレミアムで放送中の時代劇『七日の王妃』で、パク・ミニョンはヒロインの端敬王后(タンギョンワンフ)を演じている。
このドラマは2017年の制作だ。5年前の作品だが、NHKの韓国ドラマ枠の定番に登場してパク・ミニョンの注目度がアップすることは間違いない。
それでなくても、パク・ミニョンといえば、韓国ドラマの女優の中で最高ランクの人気を誇っている。
最新作の『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』も2月12日から韓国JTBCで放送されて、4月3日に最終回が終わったばかりだ。このドラマでパク・ミニョンはエリート予報官ハギョンに扮して、ソン・ガンが演じた予報官シウと極秘の社内恋愛を繰り広げた。
主役カップルには年齢差があったが、若々しいパク・ミニョンがソン・ガンと巧みに呼吸を合わせて、ラブコメ風のドラマを大いに盛り上げていた。
日本でもネットフリックスで同時配信され、ランキングトップになるほどの人気ぶりを見せていた。
さらに、パク・ミニョンの主演作は続く。
BS朝日で5月2日から『天気がよければ会いにゆきます』が放送される予定になっている。このドラマは、パク・ミニョンが『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』の前に主演したヒューマン・ドラマで、故郷に戻ったヒロインの日常を優しく取り上げている。「本当に癒されるドラマ」と高い評価を受けている。
このように、パク・ミニョンの演じるキャラは本当に幅広い。
『七日の王妃』で歴史の運命に翻弄された悲劇の王妃、『キム秘書はいったい、なぜ?』でラブコメの王道を行く完璧なOL、『天気がよければ会いにゆきます』で人生の哀歓をしっとり感じさせるヒロイン、そして、『気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!』で年下のイケメンと社内恋愛を行なう痛快な予報官……これほど多岐にわたるキャラを堂々と演じきっているところが、まさに多様性を誇るパク・ミニョンの真骨頂なのである。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
■【写真】『気象庁の人々』初本読みの様子。“ラブコメ女王” パク・ミニョンの活躍に期待大
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