2月12日から韓国tvNで放送されてきてネットフリックスでも同時配信された『二十五、二十一』が4月3日の放送で最終回を終えた。
【写真】【ナム・ジュヒョクの魅力】最新作『二十五、二十一』で見せた演技が快感!
この最終回の視聴率は、韓国では首都圏世帯基準で平均12.6%(最高15.1%)を記録した。これは、地上波を含む全チャンネルで同時間帯1位だった。
注目度が高かった同ドラマは、まさに有終の美を飾る結果となった。
それだけに、週末ロスも深刻だ。これまで8週にわたって週末の土日に『二十五、二十一』を大いに楽しんできた人たちにとって、この週末はひときわ寂しさが募っていることだろう。思い出のシーンを繰り返し見て、少しでもロスを慰めるしか方法はなさそうだ。
それにしても、『二十五、二十一』の魅力を語り始めたら誰もが雄弁になりそうだが、今回はオンライン制作発表会での主役2人のコメントを振り返ってみよう。
キム・テリは、演じたナ・ヒドについて「とても明るくてエネルギッシュで、今までに演じたことがないほど興味深い性格でした」と素直に語り、「堂々とした態度を持った自信満々なキャラクター」にとても惹かれたという。
事実、キム・テリは天真爛漫の女子高校生を本当にハツラツと演じてドラマを成功に導いていた。
一方、ナム・ジュヒョクはペク・イジンに扮するにあたり「自分の役を多彩に見せられるかどうか悩みました。ただし、準備しておいても撮影現場では好きなようにやらせてもらいました」と自分のスタイルを貫いたことを印象的に語っていた。
そんな2人の相性は抜群だった。
後にキム・テリはこう語っている。
「ナム・ジュヒョクと演技するときが一番楽しくて良かったです」
さらに、キム・テリはナム・ジュヒョクの経験の豊富さを強調した。
「彼は素敵な俳優で、学ぶべきことがたくさんありました。ナム・ジュヒョクが大きな功績をあげたと思います」
キム・テリは、年齢が4歳下のナム・ジュヒョクをこのように褒めたたえていた。
こうした発言を聞いていても、撮影がとてもいい雰囲気の中で行なわれたことがうかがえた。
そういう意味でも、『二十五、二十一』は本当に素敵なドラマだった。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
■【写真】【驚異の30代】『二十五、二十一』ヒド役キム・テリ
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