【神回が続出!】『二十五、二十一』のキャラたちはどれほど素敵なのか

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ネットフリックスで週末に配信されているドラマ『二十五、二十一』は、回を重ねるごとに「毎回、神回なの?」と感動するほど内容がいいのだが、第11話と第12話も本当にエピソードが素晴らしかった。

【写真】【ナム・ジュヒョクの魅力】最新作『二十五、二十一』で見せた演技が快感!

確かに、キム・テリ演じるナ・ヒドとナム・ジュヒョク扮するペク・イジンの主人公カップルが抜群に絵になるのだが、今回は視点を変えて登場人物たちのキャラにスポットを当ててみよう。

まず、キラリと光っていたのはスンワン。

彼女は同級生のジウンが暴力教師からひどい体罰を受けるのが我慢できず、強烈に抗議してみせた。さらに、謝罪を強要されたがつっぱねた。

その末に、自ら退学する道を選んだのだ。その潔さは、見ていても本当にアッパレ。胸がスーっとするキャラだった。

『二十五、二十一』はますます快調だ

痛快な世界

さらに凄いのがスンワンのオンマ。娘の退学の意志を優しく受け止めたうえで、教室に憤然と駆け付けて暴力教師に謝罪を要求した。

オロオロする教師たち。オンマのタンカの切り方が絶妙で、視聴者も留飲を下げたことだろう。

ヤン・コーチもさすがだった。

フェンシング部員のイェジが退部したいと言っても、簡単にさせなかった。あまりに強引な対応だったが、次に「大会でベスト8に入ったら退部を認める」という条件を出した。

イェジは必死に努力してベスト8に入り、堂々と退部ができるようになった。ヤン・コーチは、イェジにきちんとした目標を立てさせてそれを実現することで新しい道に進む針路を示してくれたのだ。

彼女も考えが深かった。

そうした大人たちに支えられて、スンワンもイェジも思い残すこともなく学校を去って行った。

閉じていた校門を颯爽と乗り越えていく2人を視聴者は頼もしく見ていたことだろう。

とにかく、『二十五、二十一』ではナ・ヒドとペク・イジンだけでなく、登場する多くの人たちを愛しく優しく描いてくれる。

それゆえ、視聴者たちは『二十五、二十一』が描く痛快な世界に、気持ちよく浸っていられるのである。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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