ナム・ジュヒョクとキム・テリが共演している『二十五、二十一』は、3月13日の放送で第10話が終わった。後半に入ってますます佳境に入ってきたが、キム・テリが演じる女子高生ナ・ヒドのハツラツとした若さが際立っている。
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彼女はフェンシングのアジア大会で優勝するほど運動神経が抜群なのだが、その身体能力は乱闘シーンでも大いに発揮されている。
そもそも、韓ドラで女性たちが「髪を引っ張りあう」というシーンは定番になっていて、どのドラマでもよく見られるのだが、『二十五、二十一』では第1話からナ・ヒドが不良高校生の乱闘に加わって、傘をフェンシングの剣に見立てて卑怯な助っ人チンピラを彼女が徹底的に撃退していた。
このときの乱闘シーンは人数が多くてとても派手だったが、『二十五、二十一』でさらにナ・ヒドが暴れるシーンが用意されていた。
それは、第9話に出てきた「トイレ乱闘」だ。
発端は、トイレの個室で不良女子高生二人がタバコを吸いながら、ナ・ヒドのライバルであるコ・ユリム(キム・ジヨン)を徹底的に卑下した発言をしたことだった。
当のコ・ユリムは聞いても知らないふりをしてトイレから出ようとしたが、たまたま個室で聞いていたナ・ヒドが黙ってはいなかった。彼女はとなりにいた不良たちを個室から強引に出して注意しようとしたが、結局は髪を引っ張りあう乱闘になってしまった。
ふだんのナ・ヒドはコ・ユリムと仲が悪かったが、フェンシングの仲間がひどく悪口を言われて我慢ができなかった。
モップを振り回したり髪を引っ張りあったり……ナ・ヒドの迫力は凄まじかった。コ・ユリムも一緒に暴れて、不良女子高生は完全に打ち負かされてしまった。
それにしても、「韓ドラあるある」の定番となっている乱闘シーンが勢いよく二度も出てきた『二十五、二十一』。果たして、三度目もあるのだろうか。
キム・テリが演じるナ・ヒドの縦横無尽の暴れっぷりが本当に痛快だ。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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