韓国時代劇三部作が歴史的な悪女を時代劇で鮮烈に生き返らせる!

2022年03月22日 話題 #写真
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韓国時代劇では、歴史上の実在人物がたくさん出てくるが、その中でも強烈な印象を残しているのが、個性たっぷりの悪女たちだ。

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彼女たちはなぜ悪女にならざるをえなかったのか。

そして、どんなえげつないことで時代を騒がせたのか。

そうした悪女の系譜が韓国時代劇三部作で取り上げられている。

この韓国時代劇三部作は、『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命』『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』(三冊すべて康煕奉〔カン・ヒボン〕著/実業之日本社発行)で構成されている。

左から『朝鮮王朝の歴史と人物』『古代韓国の歴史と英雄』『王妃たちの運命』(康熙奉〔カン・ヒボン〕著/実業之日本社発行)

悪女たちが背負った人生

どの本でも人気時代劇のストーリーの重要部分と登場人物がわかる構成になっているが、その中でも歴史の鍵を握っているのが強烈な悪女たちだ。

たとえば、『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』では、ドラマ『トンイ』に登場する張禧嬪(チャン・ヒビン)が悪女になっていく状況が解説されており、彼女が時代劇で別格の登場回数になっていく経緯も説明されている。

次に、『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命』では、『イ・サン』に出てきた貞純(チョンスン)王后や『オクニョ 運命の女(ひと)』で恐れられた文定王后のあまりにひどい悪行ぶりが克明に描かれている。

さらに、『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』では、奇皇后や千秋太后が目立っている。奇皇后は高麗王朝の出身ながら並外れた才覚で中国の元の皇后まで上り詰めた。手口が辛辣だったが、異国で成り上がるために必死だった。また、千秋太后も、高麗王朝を守るためにあえて恐ろしい悪女になったのだ。

このように、韓国時代劇三部作では悪女たちが背負った人生の重みが興味深く描かれている。

文=韓ドラ時代劇.com

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