今年の1月26日から韓国で公開されている映画『キングメーカー』は、社会を変えようと選挙に挑んだ政治家と、その彼を支える選挙戦略家が激しい選挙戦に飛び込む物語だ。
【写真】魔性の声と繊細な感情表現にファン急増の俳優イ・ソンギュン
この作品で、野党である親民党の非主流派議員のキム・ウンボム役の俳優ソル・ギョングと共演する俳優のイ・ソンギュン。
2018年放送の『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~』でパク・ドンフン役を務めたイ・ソンギュンが、この『キングメーカー』で演じたのは、勝利のためなら手段を選ばない選挙戦略家のソ・チャンデだ。
「本作の監督を務めるヒョン・ソンヒョンの作品のファン」だというイ・ソンギュン。オファーは『マイ・ディア・ミスター』の撮影をしているときにもらったそうだ。
そのオファーをもらえたことを光栄に感じている彼は、先輩のソル・ギョングが一緒に出ようと提案してくれたことに感謝しているという。
イ・ソンギュンが演じているソ・チャンデは、劇中で名前も存在も隠された野党の選挙参謀で、撮影のときは、「なぜ自分の理想や夢をウンボムを通して実現させたいのかといったことを考えながら演技していた」と語っている。
ソル・ギョング扮するキム・ウンボムの個人ポスターが気に入っているというイ・ソンギュン。撮影が終わるまでそのポスターを家の部屋のドアに貼っていたらしく、毎朝仕事前にそのポスターを見て気持ちを奮い立たせていたそうだ。
この『キングメーカー』には、他に与党である共和党の選挙参謀であるイ室長役の俳優チョ・ウジンや親民党内で確固たる地位を築いている国会議員キム・ヨンホ役の俳優ユ・ジェミョンが出演している。
これまで数々の名作に出演してきたイ・ソンギュン。これからの彼にしかできない演技で視聴者を楽しませてくれることだろう。
文=大地 康
■【関連】俳優イ・ソンギュンが語った『マイ・ディア・ミスター』の撮影エピソード
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