2PMジュノが主演時代劇『赤い袖先』(MBC)への愛情をアピールした。
1月4日に行われたオンラインインタビューに出席したジュノは、作品をめぐる反響に「ただただ嬉しい」と笑った。
そして「放送前から撮影現場が楽しかった。こんな現場でずっと働きたいと思っていたのに、視聴者の反応まで良いのでみんなが幸せだった。幅広い年齢層に愛されてすごく嬉しかった。最も印象深い反応は、今から探すつもりだ」と話し、「個人的に嬉しかったのは、僕の祖母にも楽しんでもらえたこと」と付け加えた。
『赤い袖先』を通じて好評と視聴率の二兎を得たジュノ。「僕がこのドラマをやる上で心に刻んだ目標はたった1つ」という。
「キャラクター(イ・サン)になろうと努力した。視聴者にとってイ・サンが生きているならこんな姿では?という満足感を必ず与えたかった。そのキャラクター化の過程で少なからずストレスを感じたにも関わらず、僕も期待が高かった。たくさんの愛情を寄せてくださって視聴者の方々に感謝する」
「イ・サンになろうとした」ジュノの努力は、箸の使い方から始まった。
彼は「些細な習慣まで変えながら役作りをしなければならないと自分自身を説得した。最初は箸の使い方だった。僕は元々左利きだが、朝鮮時代の王世孫が左手で食事をするはずはないと思った。そういう些細なことから直していった」と振り返る。
また、「『イ・サンは1人で何もできない』と冗談半分で言うほど、服を着せてもらい、顔を拭いてくれるといったすべてにもどかしさを感じながら演じた。朝鮮時代の王世孫なので引き締まった姿を体に馴染ませようと頑張った。呼吸からセリフ、目つき、話し方などにも落ち着きを持たせようとディテールにこだわった。威厳のある歩き方をしようと思い、威厳とは何かをすごく考えていた」と語った。
そのような努力で「代表キャラクターを更新した」と称賛を受けたことについては「『キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~』でも褒めていただいたが、一生懸命頑張り続ければまたこんな評価を得られるんだと思うようになった。これからもキャラクターと一体化するように努力しながら代表キャラクターを更新していきたい」と笑った。
ジュノは過去のとあるバラエティ番組で「自分の季節がまだ訪れていない」と発言している。最近、その発言が再び話題を集めたりした。
そのことについてジュノは「12年前とかに言ったと思う。そのときの僕は若くて初々しかった。僕も30代になってその頃が懐かしいと思うようになった。自信を持って言えるのはあの頃も今も、僕の心構えには変わりないということだ。今も常に夢を見ている。結果論だがドラマがヒットし、『My House』という歌が今も愛されている。多くの方から、僕が願っていた僕の季節が訪れたと褒められている」と力強く話す。
そして「僕はこれからも今まで通り、たゆまず生き続けていくと思う。地道さが大きな原動力だと思うので。10年前の未熟な僕を今まで粘らせた力も地道さだと思う。やりたいことを黙々とやり続ける。だから多くの方がその姿を見守ってくれるのだが、良い流れだと思う。ポジティブな力が役立てば嬉しい」と意気込んだ。(了)
(記事提供=OSEN)
■【インタビュー①】ジュノが“大御所俳優”と共演して感じたこと
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