韓国MBC時代劇『袖先赤いクットン』(原題)に主演する2PMジュノが隙のない熱演でファンを虜にしている。
ジュノは先週放送された第5、6話で不器用な恋を始めた王世孫(次々期王位を継ぐ者)イ・サンの姿を幅広く表現しながら視聴者を引き込んだ。
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(※以下、ネタバレあり)
無事に王位に就くために完璧な王世孫の姿を維持してきたイ・サンに、見慣れない変化が訪れる。女官ソン・ドクイム(演者イ・セヨン)に想いを寄せ始めたのだ。
サンはドクイムに書籍をプレゼントしたり、「書庫で君と一緒に過ごした時間は特別だった。君が私に振り回されたのか? それとも、私が君に振り回されたのか?」という言葉で微妙な感情を率直に告白した。
また、戒礼式(女性の成人式)のために髪の毛を上げた(誰かの嫁になったという意味でもある)ドクイムを見ては承恩を受けた(国王と同衾したこと)と勘違いし、慌ててドクイムを追及するなど、ドクイムへの気持ちを隠せなかった。
一方、反対勢力の陰謀で英祖の怒りを買ってしまい、「お前の父のようになってはいけない」と頬を殴られたイ・サン。ジュノは恐怖に震えながら涙を流しながらも、やがて気持ちを抑えるイ・サンの複雑な内面を繊細に描き、胸を詰まらせた。
ジュノは完璧な次期君主と傷ついた王世孫、恋に落ちた青年など、さまざまなイ・サンの姿を行き来しながら『袖先赤いクットン』を見応えたっぷりのドラマにしている。謹厳なカリスマと初々しいときめき、母性本能をくすぐる気の毒な姿まで。心を込めた演技で描かれるジュノ印イ・サンの魅力に、多くの視聴者から好評の声が相次いでいる。
ジュノの熱演に支えられ、視聴率も毎回自己最高記録を更新しながら金・土曜ドラマ1位の座をキープしている『袖先赤いクットン』は、毎週金・土曜日22時に放送中。全16話予定。
(記事提供=OSEN)
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