2021年10月23日から12月12日まで韓国のtvNで放送されていた『智異山』。
このドラマは、2016年の『シグナル』の脚本を手掛けたキム・ウニと、『太陽の末裔 Love Under The Sun』の監督イ・ウンボクが初めてタッグを組んだ作品だ。
韓国最大の国立公園である智異山(チリサン)を舞台に、ミステリアスな事件に立ち向かうレンジャー隊員を描いた『智異山』。
このドラマに出演している俳優のチュ・ジフンと女優のチョン・ジヒョンが作品について語った。
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チュ・ジフンが演じるのは、幻影が見えるという能力を持った元陸軍の大尉だった新人レンジャーのカン・ヒョンジョである。
彼が幻影が見えるようになったのは、軍に服務しているときに、智異山の訓練中に起きた部下が死亡する事故が起き、その後から智異山で遭難した人たちの幻影が見えるようになったのである。
そんなヒョンジョの役作りにおいて、最初に脚本家や監督に会って、2人が役にどんなイメージを持っているのかを聞いて、キャラクターのイメージをつかむという。
一方で、チョン・ジヒョン扮するソ・イガンは、智異山に精通した最高のレンジャーだ。
小さいころから山が生活の一部となっていたイガンだが、集中豪雨で両親を亡くしたことで山の怖さを体感した経験がある。
そんなこともあって、彼女は「山の鬼」と呼ばれるほど遭難者の救助に必死で奮闘する。
普段はロマンスのイメージがあるチョン・ジヒョンだが、『智異山』では強いイメージのある女性を演じている。
そんなジヒョンがこの作品に出演を決めた理由は、強いイメージの女性を演じようと思ったからではなく、台本が気に入ったからだという。
この『智異山』の撮影で、子供から成人した男女を背負って山に登るシーンが何度かあったと語るチュ・ジフン。
山の中には歩きやすい道もあれば険しい道もある。撮影では短い距離しか歩かなかったようだが、彼はその道を実際に大人を背負って歩くのは可能なのかと思ったそうで、それをこなすレンジャーの人たちを尊敬していると語った。
チュ・ジフンは2022年公開予定の『ジェントルマン』に出演することが決まっている。
文=大地 康
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