2021年11月8日から韓国で放送が始まった時代劇『御史とジョイ』。このドラマで主演を務めたのは、2021年の『ヴィンチェンツォ』で二面性のある役を演じた2PMのテギョンだ。
『御史とジョイ』は時代劇でありながらコメディー要素もあり、『ヴィンチェンツォ』とは異なる雰囲気の作品だったため、プレッシャーがあったというテギョン。
コメディー時代劇に初挑戦だった彼は、「コメディーを撮るときは面白いと思っていたが、視聴者にどう感じられるかわからない点に関して緊張感を持ったまま撮影のクランクインを迎えた」と語っている。
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ちなみに、テギョンが『御史とジョイ』の台本をもらったのは『ヴィンチェンツォ』の撮影終盤のときだった。
当時は『ヴィンチェンツォ』の非常に殺伐としたシーンを撮影していた最中で辛かったというテギョンだが、そのときに『御史とジョイ』の台本をもらって読んだことで癒されたそうだ。
『御史とジョイ』でテギョンが演じたのは、新米エリート官吏のラ・イオンで、イケメンで頭はいいのだが、どこか抜けている人物だ。しかも、大のグルメで料理が得意という一面がある。
そんなイオンの魅力についてテギョンは、意外なチャームポイントがあるところだと語っている。
確かに、『暗行御史:朝鮮秘密捜査官』でNFINITEのエルとして知られる俳優のキム・ミョンスが演じたのを見ても、暗行御史(アメンオサ)はカッコよくて秘めた力をここぞというときに見せる人物という印象がある。
しかし、どこか抜けたところのあるイオンの説明としては「半分正解」というテギョンは、自分もイオンのように抜けているところがあるらしい。
そんなイオンを演じるにあたって、テギョンはシリアスなシーンはシリアスに、コミカルなシーンはコミカルに演じるようと努めている。
しかし、その演技の最中に本来の自分がでないように気を付けていたという。
『御史とジョイ』で女優のキム・ヘヨンと息のあった演技を見せているテギョン。彼のこれからのさらなる活躍に期待したい。
文=大地 康
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