『王女ピョンガン』でカギを握るコ・ゴンに扮するイ・ジフンに注目!

このエントリーをはてなブックマークに追加

NHK・BSプレミアムで毎週放送されている『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』では、主役のキム・ソヒョンの演技が際立っている。彼女はヒロインのピョンガン王女に扮し、記憶喪失から刺客になってしまう境遇を堂々と演じきっている。

そんなピョンガン王女の強い味方になっているのがナ・イヌの演じるオン・ダルなのだが、実はもう1人、陰からピョンガン王女を支える役割を果たしているのがイ・ジフンの扮するコ・ゴンだ。

このコ・ゴンは、本当に複雑な心情を持っている。なにしろ、父親のコ・ウォンピョ(イ・ヘヨンが演じている)はピョンガン王女を奈落の底に落とした張本人なのである。

【関連】『王女ピョンガン』のキム・ソヒョンは『ノクドゥ伝』より演技がどう変わったか

コ・ウォンピョは、このドラマの最大の悪役だ。そして、狡猾な権力者として高句麗(コグリョ)の乗っ取りを狙っている。そのあげくに、ピョンガン王女の母である王妃を殺し、ピョンガン王女の命も狙っていた。

しかし、コ・ゴンはピョンガン王女の幼馴染であり、昔から彼女に恋心を抱いていた。そんな愛しい人が再びコ・ゴンの前に現れた。彼が動揺するのも当然だった。

イ・ジフン

心境の変化

しかし、父親のコ・ウォンピョは容赦がない。息子が嫌がることばかり命令してくるのだ。それによって、コ・ゴンは自分が取るべき行動に迷い続けている。しかも、ピョンガン王女を再び愛し始めた彼にとって、彼女の身の回りは危険なことがありすぎる。そのことで、コ・ゴンはとても心を痛めていた。

結局、コ・ゴンは変わらずピョンガン王女を愛していくためには、父親のコ・ウォンピョを打倒しなければならない。そんなことがコ・ゴンにできるのだろうか。

本当は根が優しいコ・ゴンをイ・ジフンが繊細に表現している。彼は武将としての強さと人間的な弱さを多様に演じ分けている。

今後、ピョンガン王女をめぐってコ・ゴンにどんな心境の変化があるのだろうか。それが『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』のストーリーを大きく動かしていくことになる。演じているイ・ジフンの表現力もますます注目されていく。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【関連】『王女ピョンガン』オン・ダルが最高の「癒しキャラ」と言える理由

【関連】序盤を終えた『王女ピョンガン』、いよいよオン・ダルが本領を発揮していく

【関連】時代劇『月が浮かぶ川』代役出演したナ・インウ、“怒涛の撮影”を無事に終えて感謝のメッセージ【PHOTO】

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事