寒くなってくると楽しく思い出す『海街チャチャチャ』の夏の輝き!

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今年も残りが少なくなった。寒さがいちだんと厳しくなってくると、鍋料理がおいしいという冬の良さもあるのだが、気分的にはスッキリしないことが多くなる。

そんなときに思い出すのが夏の海辺の風景であり、ドラマでいえば『海街チャチャチャ』の開放的な爽快感なのである。

今年のドラマを振り返ったとき、やはり『海街チャチャチャ』は絶対にはずせない人気作だ。

まずは、キャスティングが良かった。キム・ソンホとシン・ミナという主役2人は、並んで立つと本当に絵になっていたし、お似合いのカップルだった。さらに、2人を囲む共演陣が多士済々で魅力的なキャラが多かった。特に、年齢層を越えて様々な生き方が見えてきたのは楽しかった。

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そして、舞台となったコンジンという町がほのぼのとしていて素敵だった。ドラマ用に架空に設定された海辺の町なのだが、どこを見ても風光明媚だ。ドラマの人気が出てからロケ地にファンが殺到したというのもよくわかる。それほど「行ってみたい」と思わせる町がコンジンだった。

(写真=『海街チャチャチャ』韓国tvNポスター)

夏の太陽を彷彿させるドラマ

この町を舞台にして、ソウルから移住した歯科医師のヘジンと町の人気者のドゥシク(ホン班長と呼ばれていた)が大人のラブストーリーを展開していく。ヘジンを演じるシン・ミナとドゥシクに扮したキム・ソンホは、「こんなカップルがいたらいいなあ」と心地よく思わせてくれた。

ストーリーそのものは、奇をてらった複雑なものではない。むしろ、シンプルで単純明快な部分が多かった。それでも、町の世話好きな人たちのサイドストーリーをうまく入れて、物語に深みをもたらしていた。

そして、何よりも『海街チャチャチャ』には心に残る余韻があった。それは、見る人を気持ちよくハッピーにさせてくれるものだった。

なんといっても、輝く季節感は他にはかえられない。冬には夏の太陽を彷彿させるドラマを思い出してしまうことがよくあるが、『海街チャチャチャ』はそれにピッタリだった。それもまた気に入ったドラマの素敵な思い出し方なのかもしれない。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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