韓国KBSの新しい大河ドラマ『太宗イ・バンウォン』（原題）が、麗末鮮初（高麗末から朝鮮初期の政治的激動期）に家門と国家のために全身でぶつかったイ・バンウォンとその家族の話を予告した。
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初回放送を12月11日に控えた『太宗イ・バンウォン』は、高麗（コリョ／こうらい）という古い秩序を崩壊させて新たな秩序を作り上げていた朝鮮の建国初期を舞台とし、最も建国をリードしたイ・バンウォン（李芳遠／のちに第3代国王）の新たな姿に迫る時代劇。
大河ドラマの全盛期を導いたKBSが、2016年放送の『チャン・ヨンシル』以来5年ぶりに制作する記念すべき作品だ。
先日公開された第1次ティーザー映像では宮廷で起きる争いが描かれたが、新しく公開された第2次ティーザーでは新しい国・朝鮮を築くための熾烈な過程が盛り込まれている。
まず、馬に乗って森の道を移動中のイ・バンウォン（演者チュ・サンウク）が「どうやらこの戦いは終わらなさそうだ。どちらかが死ぬ前には」と話し、目を引く。続いてイ・ソンゲ（演者キム・ヨンチョル）、神徳王后・カン氏（演者イェ・ジウォン）、元敬王后・ミン氏（演者パク・チニ）らが次々と映り、切迫した当時の状況が描かれた。
「この戦いに勝ち、大業を成し遂げられるよう、僕も手伝います」というイ・バンウォンの決意に満ちたセリフと、雨の中で叫ぶエンディングの姿は強烈な印象を残した。
ティーザー映像だけでも洗練かつ華やかな映像と迫力あふれる戦闘シーン、そして圧倒的なスケールを通じて差別化された映像を届けようとする制作陣の努力がそのまま感じられ、時代劇ファンの期待を高めている。
『太宗イ・バンウォン』の制作陣は「チュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・チニ、イェ・ジウォンら俳優たちと一緒に熾烈だった当時の様子を生々しく届けるため最善を尽くしている。『太宗イ・バンウォン』にぜひご期待いただきたい」と伝えた。
『太宗イ・バンウォン』は、韓国KBS1にて12月11日に放送開始予定。
（記事提供＝OSEN）
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