2PMジュノ主演の時代劇『赤い袖先』が視聴者を魅了した5つの理由は?

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韓国MBC時代劇『赤い袖先』が視聴者の好評を得ながら週末ドラマの中で存在感を増している。

のちに正祖(朝鮮王朝第22代目の王)となるイ・サンと、のちに宜嬪成氏となる女官ソン・ドクイムの“世紀のロマンス”を描く同作は、11月13日に放送された第2話は最高視聴率8.2%(ニールセンコリア調べ)を記録したほか、11月2週目のテレビ話題性のドラマ部門で1位を占め、“時代劇名家”であるMBCの復活を知らせた。

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そこで、『赤い袖先』が視聴者を魅了した秘訣を紹介する。

王世孫の女官の運命の出会い…沼に誘う物語

『赤い袖先』は、今やよく知られている正祖イ・サンと宜嬪成氏(=ソン・ドクイム)の物語に想像力を加え、序盤から没入度の高い展開を繰り広げた。

思悼世子の息子というレッテルと、祖父である英祖(演者イ・ドクファ)のプレッシャーの中でヒリヒリとした日々を送る幼いイ・サン。彼が持つ深い傷を、幼かったドクイムが癒してあげる運命の始まりは、視聴者を魅了した。また、立派に成長した青年イ・サン(演者ジュノ)とソン・ドクイム(演者イ・セヨン)の再会では、イ・サンが身分を隠したまま親交を結び始め、今後2人がどういう関係を築き上げるか興味を誘った。

2PMジュノとイ・セヨンの“胸キュン”コンビネーション

2PMジュノとイ・セヨンの生き生きとした演技も、視聴者を虜にした。

ジュノは魅力的なビジュアルと甘い中低音ボイス、完璧な滑舌を披露しながらファンの心を揺さぶり、イ・セヨンは“時代劇の女神”の名に相応しい端麗なビジュアルと巧みな演技力を披露した。

2人は可愛い言い争いを通じて同年代の初々しい相性を見せたり、温かい気持ちの交流で視聴者にときめきを感じさせた。今後の展開と共にさらに息ぴったりな姿を見せてくれる2人の演技に、期待が高まっている。

(写真提供=MBC)

脇役の強烈な存在感

英祖役のイ・ドクファのほか、カン・フン(ホン・ドンロ役)、パク・ジヨン(提調尚宮役)、チャン・ヒジン(王妃金氏役)ら助演俳優たちも好評を得ている。

イ・ドクファは、登場するたびに強烈な存在感を放ちながら視聴者を感嘆させ、カン・フンは華やかなビジュアルの裏で時たま冷ややかな目つきを見せ、好奇心をそそった。パク・ジヨン、チャン・ヒジンも重たい存在感で『赤い袖先』をよりダイナミックな物語にしている。

さすがMBC…趣のある時代劇美術の品格

2年ぶりに制作されたMBC時代劇だけに、蓋を開けてみると美しさの饗宴だった。

衣装は華やかでありながらも高尚な色合い、高級そうな質感、豊かなテクスチャーで韓服の魅力を最大化したという評価を得ている。

また、朝鮮王朝後期の特徴を生かした高い翼蟬冠(帽子)、女官たちの髪型など、正統派時代劇の魅力的なミザンセーヌ具現するためのスタッフの努力に、ファンも応えている。

女官たちのお祭りシーンなどでも視覚的楽しさを極大化させた時代劇美術が、「時代劇はMBC」という評価を再確認させた。

心踊るメロディ…耳が溶けそうな音楽

放送直後、「音楽監督は誰か」というコメントが相次ぐほど、サウンドトラックも大好評だ。

伝統的な美しさとモダンさをバランスよく溶け込ませた音楽たちが、ドラマの叙情性を最大限に引き出したとの評価だ。

音楽監督を務めるのは、数多くの映画とドラマの音楽を手がけてきたノ・ヒョンウ監督。大勢の演奏者とのコラボレーションで作り上げた豊かなサウンドが、視聴者の耳と心に響いている。

韓国MBCが2年ぶりに披露する正統派時代劇『赤い袖先』は、毎週金・土曜日22時に放送中。全16話予定。

(記事提供=OSEN)

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