韓国MBCの新時代劇『『袖先赤いクットン』』(原題)のハイライト映像が公開され、“レジェンド”の始まりを知らせた。
同作は、自分が選んだ人生を守ろうとした女官と、愛よりも国が優先だった王の切ない宮廷ロマンス。大人気を博した同名の小説を原作としており、ドラマ『自己発光オフィス』を演出したチョン・ジイン監督と『仮面の王 イ・ソン』を共同執筆した脚本家チョン・ヘリが意気投合した“正統派時代劇”だ。
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新しく公開されたハイライト映像は、英・正祖の権力交代期、その波乱の中で運命的に遭遇した王世孫イ・サン(演者イ・ジュノ)と女官ソン・ドクイム(演者イ・セヨン)の物語が収められ、時代劇ファンの期待感を高めた。
イ・サンは「虎の東宮ママ」というあだ名に相応しく、女官たちの身なりと慎ましさなどをいちいち訓戒し、気難しさを爆発させる。一方、ソン・ドクイムは宮殿の中を小馬のように走り回ったり、女官として一生を生きなければならない立場にもかかわらず「宮女になりたくない」と宣言した。
まるで水と油のようなイ・サンとソン・ドクイムがどのように関係を築いていくのか好奇心を掻き立てる。
映像の後半では、イ・サンが王位につくことを阻止しようとする勢力の牽制と、思悼世子(=荘献世子)のトラウマでイ・サンを追い込む英祖(演者イ・ドクファ)の姿が描かれ、波乱万丈の宮廷ストーリーへの期待を高める。
このような荒波の中で、イ・サンとソン・ドクイムのロマンスはさらに深まる様子。イ・サンに向かって「ただの女官ですが、世子様の人です。一生そばを離れず、一生世子様だけを思う人です」と誓うソン・ドクイムの姿は、ただの男女関係を超えた2人の交感と、哀切な愛を匂わせた。
たった4分のハイライト映像だけでも興味津々なストーリーと巧みな演技、見事な出来栄えを予感させる『袖先赤いクットン』に期待が膨らむ。
韓国MBCが2年ぶりに披露する正統派時代劇『袖先赤いクットン』は、11月12日22時から放送開始。全16話予定。
(記事提供=OSEN)
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