2PMのジュノと女優イ・セヨンが主演する韓国MBCの新時代劇『袖先赤いクットン』（原題）のメインポスターが公開された。
『袖先赤いクットン』は、自分が選んだ人生を守ろうとした女官と、愛よりも国が優先だった王の切ない宮廷ロマンス。
大人気を博した同名の小説を原作としており、ドラマ『自己発光オフィス』を演出したチョン・ジイン監督と『仮面の王 イ・ソン』を共同執筆した脚本家チョン・ヘリが意気投合した“正統派時代劇”だ。
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さらには同作で除隊後の復帰を果たす2PMジュノと、『宮廷女官チャングムの誓い』の子役出身イ・セヨンが共演することで、大きな注目が集まっている。
ジュノは作中、神経質で傲慢な完璧主義の王世孫（王位を引き継ぐ者）イ・サン役を、イ・セヨンは無数にいる王の側室の一人ではなく、自分の人生を最優先とする女官のソン・ドクイム役を演じる。
のちに正祖（朝鮮王朝第22代目の王）とその側近である宜嬪成氏になる2人は、熾烈な勢力争いが繰り広げられる宮中で、切なく波瀾万丈なロマンスを描く予定だ。
ついに公開されたメインポスターでは、「至密（チミル／王と王妃の身の回りの世話をする女官）」であるドクイム（演者イ・セヨン）が、イ・サン（演者ジュノ）の袞龍袍（コンリョンポ／王が執務のときに着る服）を着させている。
お互いの心臓の鼓動が聞こえるほどに近い2人の距離 に加え、肩に触れたドクイムの小さな手をイ・サンが自分の手で包み込んだ様子も、見る人をドキッとさせる。
しかし、息が詰まるほどに近い2人の距離感は、どこかはるかに離れているようにも見える。冷徹で鋭いジュノの目つきと、悲しさを滲ませるイ・セヨンの表情が作り出す温度差が、2人のすれ違いを暗示しているようだ。
愛より国が優先であるイ・サンと、自分が選んだ人生を守ろうとする女官ドクイムが織りなす切ない恋物語に、時代劇ファンの期待が高まっている。
『袖先赤いクットン』は、韓国MBCで11月5日から放送開始。全16話予定。
（記事提供＝OSEN）
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