2PMテギョンは『御史とジョイ伝』でどんな規格外の主人公を演じてくれるのか

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朝鮮王朝時代を描いた韓国ドラマは、その多くがエリートばかり出てくる宮廷劇だ。国王、王妃、側室、高官、女官たちが権力闘争や後継者争いを繰り広げるドラマが視聴者の関心を大いに集めてきた。

しかし、「選ばれた人たちの内部闘争」ばかり見せられると、たまには常識からはずれた愉快な人たちの活劇というのも見たくなる。破格のバイタリティをもった人たちの奇想天外な物語は絶対に面白くなるはずなのだ。

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そんな思いを強くしていたら、うってつけの新ドラマが見つかった。それが、2PMのテギョンとキム・ヘユンが主役カップルを演じる『御史とジョイ伝』(原題)である。

タイトルになっている御史というのは、地方に派遣された官僚が臨時に受け持つ官職のこと。この御史になってしまったライアンという男をテギョンが演じる。

2PMテギョン

ラブコメの名手

ライアンは、せっかく官僚になっているのに食堂を開くことを夢見ている。「誰もがあこがれる出世なんて、面倒くさくて嫌だ」という変わった考えをもった異端児なのだ。

こうして周囲に波風を立てる変わり種の男がめぐりあうのが、またまた常識にかからない偏屈な女性キム・ジョイだ。

朝鮮王朝時代は男尊女卑の考え方から女性は社会の様々な面で差別を受けていた。結婚にしてもそうだ。女性は夫から離婚を言われても申し開きができないし、再婚の自由もままならない。そんな理不尽な社会で、キム・ジョイは離婚した女性であるにもかかわらず、時代の先端を行くような斬新な発想をもって不可解な男社会に敢然と反旗をひるがえしていく。

こうして、御史のライアンと異端のキム・ジョイは、不自由な朝鮮王朝時代を唯我独尊で突っ走る。

本当に痛快な2人ではないか。

そんな2人が陽気で前向きな生き方をそろって示していくのが『御史とジョイ伝』というドラマ。いわば、破天荒なストーリーこそが一番の持ち味になりそうだ。

メガホンを取っているのも『キム秘書はいったい、なぜ?』で抜群のユーモア精神を発揮したユ・ジョンソン監督だ。

このラブコメの名手に率いられてテギョンがどんなふうに笑いのセンスを見せていくのか。

すでに6月から撮影が始まっていて、彼は集中してドラマづくりに励んでいる。その成果は、年内の放送で大いに発揮されることだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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