これまでに数多くの韓流スターを取材してきたが、その中でも、2PMのテギョン(本名オク・テギョン)はとても好感を持てる俳優だ。
彼が『ドリームハイ』に主演したとき、共演者たちと来日してさいたまスーパーアリーナでイベントを開いたことがとても印象的だった。礼儀正しいし、発言も爽やかだった。以来、彼のことにずっと注目していて、その活躍をうれしく思っていた。
兵役のときもテギョンは本当に潔かった。
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彼はアメリカの市民権を持っていたので韓国の兵役に就く必要がなかったのに、あえて市民権を使わずに自ら入隊していた。また、ケガを抱えていて社会服務要員になることもできたのに、それをしなかった。
さらに、英語の実力がネイティブ並みに凄いので語学兵という特別な任務に就くことも可能だったのに、決してそうしないで、通常の形で兵役を履行した。
本当に、人間として堂々としているし、行動に筋が通っている。
そして、テギョンは兵役から除隊したあとも、俳優として大活躍している。
そんな彼が今度は時代劇に主演することになった。これも本当にうれしいニュースだ。
テギョンが出る時代劇は韓国tvNの新しいドラマとなる『御史とジョイ伝』(原題)である。
果たしてどんな話なのか。これは、地方に派遣された臨時の官職である御史になってしまった主人公が、夫と離婚した奔放な女性と不思議なラブロマンスを繰り広げるコミカルな時代劇である。
テギョンは主人公の御史ライアンに扮し、ヒロインのキム・ヘユンが朝鮮王朝時代に好き放題に生きたキム・ジョイを演じる。
このドラマのメガホンを取るのは、『キム秘書はいったい、なぜ?』で抜群のユーモアを発揮してくれたユ・ジョンソン監督である。
このように、楽しみな俳優と制作者が揃った。
面白い展開が大いに期待できる『御史とジョイ伝』は、今年後半に韓国で放送される予定になっている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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