NHK・BSプレミアムで10月31日から放送中の『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』。韓国では女優キム・ソヒョンが描き出した「新しいピョンガン王女」が大好評を博した。
王女としての優雅な気品と積極さ、刺客としての残酷さ、親しみやすい平民の姿など、1つの作品で“七変化”を見せたキム・ソヒョンの魅力を紹介する。
【関連】『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は有名な逸話を題材にして壮大に作られた
(※以下、ネタバレあり)
ドラマの序盤に派手な高句麗の服装で登場したキム・ソヒョンは、オーラを醸し出しながらヨン王妃としての気品を放った。娘のピョンガンに向けた温和な笑顔で母性愛を表しながらも、王権を狙う脅威にはびくともしない芯の強さを見せた。
ヨン王妃が陰謀によって息を引き取る際には、怒りと鬱憤が入り混じった顔でヨン王妃の最期を描き、彼女の切ない運命に涙を誘った。極端な温度差で1人2役をこなしたキム・ソヒョンの巧みな演技力が
キム・ソヒョンの血と汗のにじむような努力をうかがわせたのが、高難度の剣術アクションだ。殺気のこもった目つきで刺客・カジンのカリスマ性を放ったキム・ソヒョンは、1人で数十人の敵を相手する派手なアクションまで披露し、手に汗握らせてくれた。
刺客から平民の生活を送ることになったカジン。キム・ソヒョンは、カジンの人間味あふれる姿で親しみやすい魅力を発揮した。夫になったオン・タルの前ではハニカム本音を隠そうとツンツンするも、先にキスをする「直球」で初々しいロマンスを披露した。
ピュアな少女の魅力を放ちながら愛情に満ちた眼差しでタルの面倒を見るキム・ソヒョンの演技が、ファンの心をときめかせた。
端麗な衣装を身にまとったピョンガン王女の華やかなビジュアルに加え、深みのある演技で誰よりも主体的な王女を誕生させたキム・ソヒョン。ファンの目を釘付けにするその限界のない変身で、彼女ならではの新しいピョンガン王女を作り出した。
(記事提供=OSEN)
■【関連】NHKで放送開始の『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』はどんなドラマなのか
前へ
次へ