俳優コ・ヒョンジョンが、韓国JTBCドラマ『あなたに似た人』(Netflix同時配信)で見事に復帰を果たした。
10月14日に放送された第2話では、チョン・ヒジュ(演者コ・ヒョンジョン)とク・ヘウォン(演者シン・ヒョンビン)の因縁と、意識不明の状態でアイルランドの病院にいる謎の男ソ・ウジェ(演者キム・ジェヨン)の正体などが明かされ、視聴者を引きつけた。
【関連】コ・ヒョンジョン復帰作『あなたに似た人』はどんなドラマ?
(※以下、ネタバレあり)
娘のリサ(演者キム・スアン)が通う中学校の臨時の美術教師ヘウォンが、知り合いの「ハンナ」であり、意図的に自分に近づいたことを知ったヒジュは恐怖に包まれる。
そんななか、ヘウォンはヒジュの弟で理学療法士のソヌ(演者シン・ドンウク)と少しずつ距離を縮め、ヒジュの息子・ホスと出くわすなど、ヒジュの周りをうろつき始めた。
日常が混乱している中でも、ヒジュは画家として展示会の準備に取り組んだ。ギャラリーで「画家チョン・ヒジュの始まり」について取材を受ける間、かつて「ハンナ」と呼んでいた大学時代のヘウォンを思い浮かべる。
ヒジュはヘウォンについて「眩しいほど輝いていたあなたの名前は…ハンナ」と振り返りながら、ヘウォンと一緒にドイツ語の授業を聞いた頃、そして娘のリサを留学に行かせて寂しがっていた自分に絵を教えてくれたヘウォンの情熱を回想した。
過去の輝いた縁から、不快極まりない悪縁になりつつあるヒジュとヘウォンの緊張感、そして行方が分からなくなった“疑問の男”ソ・ウジェの存在と何か秘密を隠しているようなヒジュの夫アン・ヒョンソン(演者チェ・ウォニョン)の行動など、目が離せない状態が続いた。
同作で2年ぶりに復帰したコ・ヒョンジョンは、睦まじい家庭を築いた画家でエッセイ作家といった完璧なヒジュの危うい内面を見事に描き、相変わらずの存在感を放った。
ヘウォンに向けた警戒と深いさを微妙な顔の震えと目つきで繊細に表現するなど、巧みな演技力で没入感を高めたコ・ヒョンジョンに対し、ドラマファンの好評が寄せられている。
『あなたに似た人』は、毎週水・木曜22時30分に韓国JTBCで放送中。日本ではネットフリックス(Netflix)で24時から配信される。全16話。
(記事提供=OSEN)
■【関連】『あなたに似た人』第1話、“不快な再会”に隠された因縁とは…?
前へ
次へ